米Circle(サークル)が15日、公式ブログで仮想通貨アプリ「サークル・インベスト」を提供することを発表しました。
本日、サークル・インベストは、App StoreとPlayストアでほとんどの州(NY、MN、HI、WYを除く)の米国住民にβ版のサービスを広げています。
参照元:サークル社公式ブログ https://blog.circle.com/2018/03/13/circle-invest/
アプリはまだβ版に近いものであり、まずは米国の一部の州で順次提供していくとのことです。
ポロニエックスの買収で一気に注目を浴びたサークル社
サークル社は米国を拠点とするスタートアップ企業です。P2Pネットワークを利用した仮想通貨決済のサービスを展開しています。先月には世界的に知られていた取引所ポロニエックスを買収したことで一気に業界関係者から注目を浴びました。
サークル社は米国で4社しか取得していないBitlicenceを取得しています。また、複数の世界的企業からも融資を受けており、その中には金融大手ゴールドマンサックスも含まれます。
サークル社がポロニエックスを買収したことにより、サークル/ポロニエックスは「SEC(米証券取引委員会)に初めて登録されるのではないか」という噂もネットで流れています。もし、本当に登録されればアメリカ政府が公式に認めた初めての取引所が誕生することになります。
まだ、この先はどうなるかわかりませんが、そのため、業界関係者はサークル社(サークル・ポロニエックス)の動向に注目しているのです。
仮想通貨アプリ「サークル・インベスト」とは
仮想通貨アプリサークル・インベストは「投資を目的として構築された」と公式ブログにあるように、仮想通貨売買を主軸に置いたアプリのようです。
発表された取り扱い通貨はビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュ・イーサリアムクラシック・ライトコインの計5種類あります。発表当時はここにリップルもあったようですが、本日のプレスでは確認できていません。
このアプリのもっとも注目すべきは手数料が一切かからない点です。サークル社はスプレッドを1%~2%に設定することで、その分の収益をとると発表しています。その他では「仮想通貨に迅速で、安価で、容易に投資出来る」ことを目指しているとのことです。また、最小取引単位も設定されていません。
まとめると、サークルインペストは仮想通貨をよりお手軽に買えるアプリといえるでしょう。
サークル・インベストの影響と今後
サークル・インベストはまだβ版の発表であり、今後は正式版がリリースされるのを待ちたいですね。プレスによると、今回のβ版のリリースで顧客のフィードバックを得たいとコメントしています。
また、仮想通貨の種類は今後追加していくと発表しています。もし、このアプリが普及すれば、アプリをインストールするだけで、誰でも簡単に仮想通貨を購入できるようになります。
現在は、アメリカだけでのリリースですが、ゆくゆくは世界での展開も期待したいしたいですね。
サークル社の今後
このプレスの発表はポロニエックス社の買収からたった数週間しかたっていません。業界関係者の注目を浴びているサークル社ですが、今後も新しいサービスの発表に期待できそうです。
また、冒頭でもお伝えしましたが、サークル社の一番の注目ポイントはSEC(米証券取引委員会)に登録されるかです。近いうちにされるとの意見もあるので、こちらのブログでもお届できればと思います。
3月15日 ビットコイン/円 30分足
昨晩、90万円のサポートを割ったビットコイン円は引き続き軟調な地合いとなっています。G20を来週に控えているので、それを警戒した投資家の売りが続いているのでしょうか。また、一部ではマウント・ゴックス社が多額のBTC/BCHを売ったために下落しているという意見もあります。
G20が過ぎれば長く続いた下落もいったんおさまる可能性があるので、ひとまずは下値を確認したいところです。
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