CNBCは14日、連日の仮想通貨暴騰に関する記事をポスト。
それによる、米中貿易摩擦が仮想通貨の価格を押し上げているとのことです。
要点
仮想通貨はなぜこんなにも上昇しているのか
#SmartMoney is fully invested in global hedge #Bitcoin!
HODL! https://t.co/VLWzQvjlN5#bitcoin#virtualcurrency #virtualreservecurrency #GBTC#virtualgold#virtualhedge#bitcoinhedge— Virtual Economy® (@virtual_economy) May 13, 2019
「スマートマネー」がビットコインへグローバルヘッジとして完全投資
CNBCのポストによると、これまでのビットコインの上昇は「スマートマネー」と呼ばれる大型の資金が、世界経済の不安から流入しているとのこと。
米国内では現在、仮想通貨が他の金融資産(株・為替・コモデティー)よりも優れているとの認識が高まっています。
5月に入ってからはビットコインの価格が上昇しており、占有率(ドミナンス)は本日時点で58%と高水準なため、「価値保存の手段」としてビットコインが買われているのは一理あるでしょう。
米国では今月に入り、金よりもビットコインへ投資するというCMも放映されています。
米中貿易摩擦
仮想通貨市場の上昇とどこまで関連があるか定かではありませんが、今週に入って米中貿易摩擦の不安が再燃しています。
米中貿易摩擦 中国「圧力強めるなら どこまでもつきあう」 #nhk_news https://t.co/Ecv1INgP5F
— NHKニュース (@nhk_news) May 14, 2019
月曜日には中国が、米国からの600億ドル相当の輸入品に対する追加関税を最大25%に引き上げると発表。
それに対し、米政府は10日、対中関税引き上げに対する報復措置を発表しました。
これを受けて、ダウは急落。
ダウ 5分足 5月13日~
このような背景を踏まえると、株式市場や為替の資金の一部が仮想通貨市場へ流入していると考えることもできるでしょう。
また、以前からもある通り、仮想通貨の実用化・規制面の進展で徐々に認められてきていると考えることもできそうです。
明確な理由は定かではありませんが、米中貿易摩擦は既存の金融にとっては大打撃となるテーマなので、余裕のある方は仮想通貨市場の動向と併せてチェックしておきたいところです。
まとめ
CNBCは14日、現在のビットコイン暴騰に関する記事をポスト。
それによると、現在米国内でビットコインの「デジタル・ゴールド」の認識が高まっており、米中貿易摩擦の不安がそれを後押ししているとのことです。
もちろん、CNBCの報道が全てではありませんが、米中貿易摩擦は既存の金融市場にとっては大きなテーマとなっているので、引き続きその動向は注目でしょう。