7月8日、一般社団法人日本暗号資産取引業協会は、日本人が保有している仮想通貨情報を公開しました。
このデータによると、2018年以降は日本人の仮想通貨保有量が増加していることが伺えます。
公開しているデータは今年の3月までとなっておりますが、コロナショックが起こった3月でも順調に保有量が増加していることから、日本人の仮想通貨離れは実は起こっていないのではないかと噂になっているようです。
日本人の仮想通貨保有量が増加
一般社団法人日本暗号資産取引業協会が公開したデータによると、2020年3月のコロナショックによって、日本人の仮想通貨保有量が大幅に増加したことが分かりました。
この数値は、日本人が持っているビットコインの数量及び金額の推移となっていますが、2020年3月だけずば抜けて数量が増えていることが伺えます。
ビットコインの価格が大きく低迷していた2019年1月もかなり数値が高いことから、ビットコインが暴落すると日本人は買いに走る傾向があるのかもしれません。
また、この数値は海外の取引所や日本の一部取引所はカウントされていませんので、実際の数値は更に高いと思われます。
リップルの保有量が特に増加傾向
ビットコインの保有量もそれなりに増えていますが、長期目線で見ると、特に保有量が増えていたのはリップルです。
2018年9月と比べると、どのアルトコインも順調に保有量を伸ばしていますが、リップルのみ50%程度も保有量が増加しており、いかに日本人がリップルをコツコツと集めているかが一目瞭然です。
コロナショック時にも、2億XRPほど数値が増加している為、ビットコイン同様に暴落時に買い集める人が多い傾向があるようです。
ただ、これだけ投資家が購入しているにも関わらず、XRPの価格はどんどん落ちていくばかりなので、XRPやリップル社に対して疑問を持ち始めている者も最近増えているようですね。
とは言え、投資家から見放されない限りは、まだまだ復活の余地はあることから、上昇トレンドに切り替わるまで耐えきることができれば、再びリップルのブームが来る可能性もあるでしょう。