ビットコインの躍進や、アルトコインバブルの再来によって遂に仮想通貨市場の時価総額が100兆円を突破しました。
FaceBookの時価総額が約80兆円、Googleの時価総額が約120兆円であることから、世界屈指の企業と並ぶレベルにまで上り詰めたと言っても過言ではないでしょう。
とは言え、最終的には株式市場やゴールド市場と競合することを考えると、まだまだ伸びしろがあると指摘する声も挙がっています。
年末年始の爆上げで時価総額が100兆超える
ビットコインが37000ドルを突破したことにより、仮想通貨市場は大きく成長を遂げました。
また、イーサリアム(ETH)を筆頭に、ライトコイン(LTC)やポルカドット(DOT)など様々なアルトコインが暴騰したこともあり、遂に仮想通貨市場の時価総額が100兆円を突破したようです。
日本で最も規模が大きいトヨタが時価総額約22兆円であることやFacebookの時価総額が約80兆円であることを考えると、100兆円がどれほどスケールが大きいのか理解できるかと思います。
これほど仮想通貨が成長できたのは、技術者の活躍や機関投資家の増加、コロナによる法定通貨の失墜など様々な影響が大きいでしょう。
目指すはゴールド市場
ひとつの節目を迎えた仮想通貨ですが、その伸びしろはまだまだ計り知れません。
仮想通貨全体は最終的に、トヨタやFacebookといった1企業ではなく、株式市場やゴールド市場などの大きな分類を目指すことになるでしょう。
特にゴールド市場はビットコインと性質が非常によく似ていることから、ゴールドの時価総額を基準に、ビットコインがどこまで成長するのか語られることが多いです。
その為、ゴールドの時価総額およそ1200兆円まで到達すると考えるユーザーも少なくありません。
お正月の影響が大きいか
短期間でこれだけ価格が暴騰した理由として、お正月に仮想通貨の話が広まったのではないかと噂されています。
特にビットコインを保有していたユーザーは、お正月時点でかなりの利益が出ていたと考えられますので、親戚や家族との団欒時に話題に挙げた可能性が高いでしょう。
実際にお正月以降、急激にビットコインの検索数が上昇していることから、お正月を境にビットコインへ興味を抱いた人々はかなり多いようです。