ディズニー社CEO、独自のメタバース構想を表明
要点
・ディズニー社のCEOが4Q決算説明会で「ディズニー・メタバース構想」を表明
・詳細は不明であるが「全世界全てのユーザーの利便性を革新的に追求したい」としている
米ディズニー社は10日、独自のメタバース(仮想空間)の
構築を表明しています。
現段階ではこれ以上の詳細は明らかにしなかったものの、
ボブ・チャペック(Bob Chapek)CEOが
4Q(第4四半期)決算説明会で明かしました。
チャペックCEOは、
ディズニーは創業当初から
革新的な技術を取り入れてきたと説明。
同社は1928年には短編作品「蒸気船ウィリー」では
いち早く音声アニメーションを実現したほか、
2005年にはアップル社のアイフォンで
初のダウンロードコンテンツの配信を開始しています。
しかし、このような努力は「まだ序章に過ぎない」として、
以下のように発言しました。
「これまでの取り組みは、現実世界とデジタルな世界を
より密接に結びつけ、
独自のディズニー・メタバースを通じて
境界のないストーリーテリングができるようになる
時代への序章に過ぎない。
我々は、ユーザーがどこにいても、
弊社の製品やプラットフォームを通じて、
ディスニーが提供するすべてを体験できる、
唯一無二の消費者機会を創出していきたい」
また、長期的にもディズニー社のプロダクトを
どこからでもアクセスできる
唯一無二の消費者機会を
提供することに期待感を示しました。
■ネットの反応
もしこれが実現すれば
メタバースの普及はいよいよ絶対的なものとなり
世界各国が追従するのは想像に難くありません。
米外食チェーン大手、ビットコインもらえる報酬プログラムを実施
要点
・機関投資家向け仮想通貨企業NYDIG社が米レストラン大手のLandry’s社との提携を発表
・同レストランで支払い総計が250ドルに至ったら25ドル分のビットコインと交換できるキャンペーンを展開へ
機関投資家向けの仮想通貨企業NYDIG社は9日、
米レストラン・エンターテイメント企業の
Landry’s社との提携を発表しました。
Landry’s社はNYDIGを通じたビットコイン(BTC)の保有と、
報酬プログラムのポイントと
仮想通貨を交換できるシステムを明らかにしています。
今回の提携で、NYDIG社を通じて
企業の財務資産としてビットコインを保有する方針を表明。
また、米国500以上の店舗で展開する
ポイントプログラムの報酬に
ビットコインが追加されることとなったとのことです。
Landry’s傘下のレストランで支払う1ドルにつき
1ポイントがもらえる仕組みで
250ポイントが25ドル分のビットコインと交換可能となります。
NYDIG社との提携について、
Landry’sのデジタルアセット戦略ディレクターの
Trey Zeluff氏は以下のようにコメントしました。
「ホスピタリティは私たちの仕事の中核であり、
素晴らしい新しい選択肢を提供することは、
ホスピタリティに欠かせない要素だ。
我々は、ビットコインを自社の財務資産の一部として
利用するのに適していると考えており、
お客様にもその選択肢を提供したいと思っている」
なお、Landry’s社傘下の一部店舗では
仮想通貨決済にも対応している事例もあり
系列レストランのMastro’sでは、
ビットコインやビットコインキャッシュ(BCH)による
QR決済が可能となっています。
今回の記事のまとめ
■『ディズニー社CEO、独自のメタバース構想を表明』について
・ディズニー社のCEOが4Q決算説明会で「ディズニー・メタバース構想」を表明
・詳細は不明であるが「全世界全てのユーザーの利便性を革新的に追求したい」としている
■『米外食チェーン大手、ビットコインもらえる報酬プログラムを実施』について
・機関投資家向け仮想通貨企業NYDIG社が米レストラン大手のLandry’s社との提携を発表
・同レストランで支払い総計が250ドルに至ったら25ドル分のビットコインと交換できるキャンペーンを展開へ
「中国恒大集団がデフォルトした」との情報が拡散されたことで
ビットコインが一時急落する事態となりましたが
現在は落ち着いているようです。