トランプ前米大統領、ビットコインを猛批判!BTCの下落材料か
要点
・トランプ前米大統領がビットコインに対して強い批判のコメントを発信
・「ドルと競合しそうで嫌」「詐欺のようだ」といった内容
8日のBTC相場は下落していますが、
その悪材料はトランプ前大統領の発言だった
のではないかという見方があります。
トランプ前大統領は7日、
「ビットコインは詐欺のようである」
との見解をビジネス誌のインタビューにて示しました。
続けて
「米ドルと競合する通貨のようで好きになれない」
とも主張。
大統領就任時代と変わらずビットコインに対して
批判的なスタンスを取っています。
2019年には
「米ドルだけが本物の通貨だ」
と主張していました。
■ネットの反応
本日のビットコイン相場は10%もの下落を見せたと言われていますが、
トランプ氏の一連の発言が引き金になった可能性も否定出来ません。
BTC大量保有のマイクロストラテジー社の株価が下落
要点
・マイクロストラテジー社が4億ドルの負債を調達してまでBTCを購入すると発表
・その後、同社の株価が急落
マイクロストラテジー社は6月7日、
「ビットコインを買い増しするため
4億ドルの上級担保付債券の
元本総額を私募で調達する」
と発表しました。
同社はすでに92000BTC以上を保有しています。
そして買い増し発表後、
マイクロストラテジー社の株価は2.17%急落。
年初来高値では、
1,135ドルで取引されていた株価は
現在469ドルです。
案の定、株主達はネガティブな反応を返しているようで
「精彩を欠いたバランスシートや過剰な負債、
ビットコインへの過剰なレバレッジ・エクスポージャーにより、
マイクロストラテジーの株価は2月以降、63%以上も暴落している。
それにもかかわらず、
同社はさらに負債を調達し、
その資金でビットコインを購入しようとしている」
などといった非難がアナリストから飛び出しました。
ビットコインの価格変動を考慮すると
マイクロストラテジー社の行動はリスクが高い
と見られているようです。
今回の記事のまとめ
■『トランプ前米大統領、ビットコインを猛批判!BTCの下落材料か』について
・トランプ前大統領が「ビットコインは詐欺のようである」との見解を示す
・トランプ氏は大統領就任時代から、一貫してBTCには否定的で米ドルを信奉
■『BTC大量保有のマイクロストラテジー社の株価が下落』について
・BTCの大量保有で知られるマイクロストラテジー社の株価が急落
・4億ドルもの負債を発行してまで買い増す姿勢を株主が疑問視した模様
本日のBTC相場は荒れて急落していますが、
一部ではその下げ材料がトランプ氏の発言であると言われています。
バイデン現米大統領の陣営は比較的ビットコインには肯定的である模様なので
プラス材料がバイデン政権からもたらされる事を
ホルダーの皆さんは祈りましょう。