イーサリアム(ETH)は3月中旬に入り、2月20日の最高値へ向けた上昇の値動きが確認されています。
一度は大きな反落を見せたイーサリアム(ETH)。
今後は最高値へ接触し、上値を更新することになるのでしょうか?チャートを分析していきます。
目次
イーサリアム(ETH)は押し目買いの動きにより上昇トレンドを形成
ETH/JPYの4時間足チャートを分析していきます。
イーサリアム(ETH)は2020年12月より、長期的な上昇の値動きを見せ、
過去の最高値を更新する値動きを見せていました。
そんな中、2月20日には遂に大幅な下落が起きる展開となり、
上値を21万円台まで伸ばしたイーサリアム(ETH)。
その後の反落により13万7千円台まで下落する形となりました。
非常に大きな値幅での値動きとはなったものの、
これまで長期的な上昇トレンドを形成してきたイーサリアム(ETH)は強気相場目線が続いています。
そのため大幅な下落では押し目買いの動きが伴いやすく、
どのタイミングで買い注文を更に入れるかということが焦点となっていました。
結果、反落後のイーサリアム(ETH)は75EMAへの接触が最安値となる形となっています。
更に反落時のチャートは逆head and shoulderも形成していることから、
押し目買いが入りやすい相場観へと移行。
本日3月15日までに再び上昇トレンドを形成しています。
短期上昇トレンドを形成しているイーサリアム(ETH)は最高値更新出来るのか?
3月1日より、再び上昇トレンドを形成しているイーサリアム(ETH)。
本日3月15日までに直近上値であり、
過去最高値である21万円台への接触も残りわずかとなっています。
押し目買いの動きと共に、再び上昇への値動きへ転じたイーサリアム(ETH)ではあるものの、
2月20日の大幅な下落により、
直近上値である21万円台近辺はレジスタンスラインとして強く意識されるものとなります。
そのため上値は重く、
特に3月9日以降の値動きでは短期的な反落も確認される相場となっています。
今後の値動きとしては上昇トレンドを形成したイーサリアム(ETH)。
しかしすぐに高値更新への値動きには至りにくく、レンジ相場を形成する可能性があります。
特に3月1日より形成されている上昇トレンドラインを下方へブレイクする場合、
短期取引目的の投資家による、手仕舞いの動きも伴いやすいです。
一時的に売り圧力を高めやすい相場となるため注意が必要でしょう。
仮想通貨市場ではビットコイン(BTC)への資金流入の展開に?
ETH/BTCの日足チャートも確認していきましょう。
対JPYチャートでは3月に入り、再び上昇の値動きへ転じているイーサリアム(ETH)ではあるものの、
対BTCチャートでは2月上旬から下降トレンドが継続しています。
3月上旬には下落の値動きから一時反発の値動きが確認されているものの、
75EMAがレジスタンスラインとして機能。
再び3月の安値近辺まで下落しています。
3月中旬の仮想通貨相場は、特にビットコインの値上がりが再び注目を集めています。
アルトコインからビットコイン(BTC)への資金流入の動きが予測されます。
そのため対BTCチャートでは、一時値下がりの値動きとなっている可能性があるでしょう。
しかし対BTCチャートでも、2月以降のチャートを確認すると、
MACDの観点では未だダイバージェンスが形成されています。
そのため更なる大幅な下落は見られにくい相場と考えることもできます。
対BTCチャートでの上昇は、
ビットコイン(BTC)にて上昇が一時落ち着きを取り戻すタイミングで上昇への値動きへ転じやすいです。
それに釣られ対JPYチャートでも上値を大きく伸ばすタイミングとなる場合があるため
注目する必要はあるでしょう。