イーサリアムとリップルは、再び上昇傾向に入りました。
ともに4月19日~21日で急落がありましたが、そこから相場の反発がありました。
イーサリアムもリップルも、移動平均線ではゴールデンクロスが近づいています。
このまま上昇気流を取り戻すのでしょうか。
最近の主要アルトコイン2銘柄について、値動きをまとめました。
要点
【4月24日~4月30日】イーサリアムの値動き
まずはイーサリアムの値動きを見ていきましょう。
GMOコイン販売所の日足チャートによる検証です。
4月24日以降の週のイーサリアムは、上昇傾向を取り戻しています。
25日から29日にかけて、5日連続の値上がりを記録しました。
25日の始値は24万0896円です。
一方で29日の終値は、25万3087円まで上がっています。
この間の上昇率は約5.1%です。
以上からイーサリアムは、5月に入っても勢いが続きそうです。
4月前半は、Shapellaアップグレードの特需により、価格上昇が続いていました。
しかし特需の一段落後である19日~21日に、価格を大きく落としています。
19日の始値は27万3778円でしたが、21日の終値は24万0377円で、約12.2%の下落です。
しかし最近の移動平均線は、またゴールデンクロスが近づいています。
青の5日線が、赤の25日線に下から迫り、今にも突き抜けそうです。
突き抜ければ、しばらく上昇トレンドが続くでしょう。
以上からイーサリアムの今後の動向に注目です。
【4月24日~4月30日】リップルの値動き
続いてリップルの値動きを見ていきましょう。
こちらもGMOコイン販売所の日足チャートで確かめてください。
リップルも4月19日~21日の下落時と比べると、価格水準が上がっています。
27日から3日連続で値上がりがありました。
27日の始値は59.338円です。
一方で29日の終値は63.520円でした。
この間の上昇率は約7%です。
リップルも4月19日~21日に大幅な下落がありました。
19日の始値が68.509円でしたが、21日の終値は57.729円まで下がっています。
この間は約15.7%の値下がりでした。
そのときと比べると、やや勢いを取り戻した印象です。
移動平均線でも、ゴールデンクロスが迫っています。
投資家心理を刺激する決め手があれば、さらなる価格上昇につながるでしょう。
以上からリップルも、今後の値動きに期待です。
主要アルトコインにゴールデンクロスが迫る要因と今後の予測
イーサリアムとリップルでゴールデンクロスが迫る要因は、投資家心理の改善です。
以上の2つが理由とされます。
・Facebook親会社であるメタ・プラットフォームズの好決算
世界経済をリードする米国で、このような前向きなニュースがありました。
以上が投資家心理を前向きにさせたようです。
今後もアルトコイン市場は、景気が上向くでしょう。
5月1日に、ファースト・リパブリック・バンクの経営破綻が報じられたからです。
銀行破綻によって、イーサリアムやリップルが資産逃避先に選ばれる可能性があります。
ファースト・リパブリック・バンクについては、大手銀行のJPモルガン・チェースが、残された預金や資産を買収すると明かしました。
これにより、仮想通貨市場へのネガティブな影響はあまりないでしょう。
むしろ資産逃避の機運から、投資家心理がさらにポジティブになりそうです。
イーサリアムとリップルは投資家心理の改善を受け、ゴールデンクロスが近づく状況です。
米国での銀行破綻を受けて、仮想通貨への資産逃避が増えれば、相場の後押しになるでしょう。
まとめ
イーサリアムとリップルは、ゴールデンクロスが迫る状況です。
ファースト・リパブリック・バンクの破綻により、アルトコインへの資産逃避が増えれば、ゴールデンクロスが達成されるでしょう。
仮想通貨の投資家心理が上向く限り、さらなる価格上昇を期待できます。