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リップルでデッドクロス イーサリアムも追従で下落トレンドへ?

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先週のイーサリアムリップルは、週明けから不調でした。
11日に2銘柄揃って、大きな値下がりが起きています。
また移動平均線ではリップルが14日にデッドクロスを迎えました。
イーサリアムも18日にまとまった値下がりが起き、デッドクロス発生の見通しです。
ネガティブな市場の要因に、FOMC(米連邦公開市場委員会)利下げ議論の影響が考えられます。

しばらくアルトコイン市場は冷え込むのでしょうか。
イーサリアムとリップルについて、先週からの値動きと背景を見ていきましょう。

要点

・リップルでデッドクロスが起き、イーサリアムが追従か
14日にリップルがデッドクロスを迎えました。イーサリアムも今週にデッドクロスを迎える見通しです。

 

先週のイーサリアム市場

まずは先週のイーサリアムを見ていきましょう。
GMOコイン販売所の日足チャートで検証します。

先週のイーサリアムは、11日の大幅な値下がりが響きました。
始値は33万6099円ですが、終値は31万3602円まで下がっています。
下落率は約6.7%で、最近では大きい数字です。

11日の下落が、上昇トレンドを断ち切りました。
13日と14日で陽線が並んだものの、回復の決め手につながっていません。
12日以降は、主に31万円台で取引されていました。

しかし18日には、再び長めの陰線が起きています。
移動平均線も5日線が25日線と重なり、デッドクロス発生の見通しです。
記事投稿時点で18日はまだ終値未確定ですが、下落トレンド確定の可能性が高まりました。
 

先週のリップル市場

続いて先週のリップルを見ていきましょう。
こちらもGMOコイン販売所の日足チャートによる検証です。

リップルも11日の集中的な値下がりが、トレンドを変えたようです。
この日の始値は94.671円ですが、終値は87.609円まで下がりました。
11日の下落率は約7.5%を記録しています。
リップルも11日に久々の暴落を迎え、その影響が見受けられる状況です。

14日にリップルは、デッドクロスを迎えました。
11日の値下がりが決定打になったのでしょう。
デッドクロスの翌日である15日から、陰線が並ぶ状況です。
18日はイーサリアム同様、再びまとまった値下がりが起きそうといえます。
リップルでも下落トレンド確定でしょうか。
 

FOMCをめぐりアルトコイン市場が荒れている

アルトコイン市場における先週からの値下がりの要因は、FOMCです。
イーサリアムとリップルは、まず11日に大幅な値下がりがありました。
先週の米国はFOMCだけでなく、CPI(消費者物価指数)も控えています。
そのため利益確定売りだけでなく、ポジション調整に出た投資家も多かったのでしょう。

なおCoinpostによると11日のビットコインでは、約4.6億円(約660億円)のロスカットがありました。
2023年最大クラスとされており、アルトコイン市場にも影響を与えたでしょう。

さらにFOMCの利下げ議論をめぐり、情報が錯綜しました。
12日~13日開催のFOMC後、FRB(米連邦準備制度理事会)のジェローム・パウエル議長は記者会見で、利下げの可能性があること認めました

しかし15日にニューヨーク連邦準備銀行のジョン・ウィリアムズ総裁が、利下げ議論の存在を否定しています

情報の錯綜が投資家を混乱させ、新たな週明けでリスクオフ姿勢が強まったのでしょう。
こうした動向が、イーサリアムとリップルの投資家心理をネガティブに変えたようです。
 

まとめ

主要アルトコイン市場は、今後下落トレンドの可能性が高いといえます。
リップルが14日にデッドクロスを迎えました。
イーサリアムも18日あたりにデッドクロスが起きそうです。
FOMCの利下げをめぐる議論が複雑で、投資家の混乱も想定されます。
いずれにしてもイーサリアムとリップルは、今後しばらく冷え込むでしょう。

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