トム・リー氏率いるファンドストラッド社は19日、Twitter上に最新のレポートを発表。
それによると、Bakktのローンチが今四半期になると指摘しました。
要点
Bakktローンチは今年9月に?
We think #Bakkt could be a huge catalyst for institutional participation in the #crypto market. Here are our takeaways from the Bakkt institutional summit yesterday at the NYSE... #bitcoin #BTC #ETH @fundstrat @fundstrat_ken pic.twitter.com/lkRylD1P4C
— Sam Doctor (@fundstratQuant) July 19, 2019
私たちは、#Bakkt市場への機関の参加のための巨大な触媒になると思います。昨日のNYSEでのバクト機関サミットのテイクアウトです...
ドクター氏が発表した最新のレポートによると、Bakktのローンチが7月~9月に実施される可能性があるとのこと。
気をつけたいのは、正式な発表ではなく、ドクター氏独自の予想という点ですが、同氏は18日に開かれたBakktのサミットに参加したとのことです。
その後の予測ということはかなり具体的な説明がされたのでしょう。
サミットでは、すでに多くの機関やトレーディングデスクから良い申し込みがあり、取引初日から多くの顧客が取引することになるとのことです。
今夏の注目材料になるか
Bakktは本来、今年1月にローンチが予定されていましたが、規制上の問題からローンチは無期限延期。
昨年は話題になりましたが、今年に入ってメディアでの注目度は低いままでした。
しかし、ドクター氏の予測が正しければ、この夏から再び注目される可能性が高まりまったと言えるでしょう。
Bakktはビットコインの現物を担保にする先物のこと。
サービスは主に機関投資家に向けたものなので、市場への影響度も高いとされています。
また、4月からはビットコインの価格も上昇傾向にあり、Bakktが正式にローンチすることとなれば、さらに注目度が増すことは間違いありません。
どのみち、9月までにローンチされるのであれば、8月中にも正式発表がある、あるいはブルームバーグといった主要メディアで報道されるはずなので、今後しばらくの間はBakktに注目する期間が続くかもしれません。
まとめ
ファンドストラッド社サム・ドクター氏によれば、Bakktが今年の9月までにビットコイン先物をローンチする可能性があるとのこと。
同氏は直近で開かれたBakktのサミットに参加しており、そこではかなり好感触を得ているBakktの発言を伝えています。
仮にドクター氏の予測が正しければ、今年の夏に再びBakktが注目される可能性があるので、今後の動向は要注目となりそうです。