ニューヨークタイムズは2日、米の最大手投資ファンドゴールドマンサックスが仮想通貨投資の準備を進めているのを明らかにしました。
また、PayPal創業者ピーター・ディール氏は今後、ゴールドマンサックスのような機関投資が参入するのを予想しています。
目次
ビットコインは詐欺ではない
昨年からゴールドマンが仮想通貨への投資を始めるのは噂されていましたが、実際に投資を始めるニュースはNYタイムズが初めてです。
ただし、ビットコインやアルトコインを直接購入するのではなく、NDF取引(仮想通貨に連動する商品)を購入するのが予測されてるようです。
報道によると、ゴールドマンサックスの取締役は投資の承認をくだし、すでに準備を進めているとのことです。
なぜ仮想通貨投資を始めるのか
実は、先月にも仮想通貨トレーディングデスクの報道がありましたが、その際、ゴールドマンサックスは「調査を進めている」として否定していました。
同社の役員ヤナ・クレド氏(以下クレド氏)によると、今回の決定はクライアントの依頼が多くあるためと述べています。
ウォールストリートが変わるのか・今後の動向
以前からこのブログでもお伝えしていましたが、最近、機関投資家の参入に関する報道が目立ち始めています。
基本的に、個人とは比にならない額が仮想通貨市場に流入することになるので、このニュースはポジティブなニュースといえるでしょう。
しかも、ゴールドマンサックスのような世界を代表する投資会社が仮想通貨投資を始めるということは、実質、他の機関投資家がいつ仮想通貨市場に参入してもおかしくはないです。
今回は通貨の直接の購入はないものの、将来的には取引所のような現物売買も考えているとのことです。
クレド氏はビットコインが「世界を変える」とは思わないと、やや懐疑的な姿勢をみせたものの「ビットコインは詐欺ではない」ともコメントしています。
2017年は「バブル」、「詐欺」などの論調が大手金融機関、大物投資家に目立ちましたが、ゴールドマンサックスがこのようなコメントをするのは、仮想通貨市場が変わり始めたのを実感できますね。
PayPal創業者は今後、機関投資が参入するのを予想
PayPal創業者ピーター・ディール氏が運営するファンドFounders Fundは仮想通貨投資を積極的に行っているので有名です。
ピーター・ディールは今年、ビットコインが「デジタルゴールドになる」といった見解を示すなど、ビットコイン支持者として有名です。
Founders Fundはすでに仮想通貨を行い多額の利益をえている
今年初旬、Founders Fund社は3000億円分のビットコインを所有するのが明らかになっています。
また、CNNによると、仮想通貨の価格上昇に伴い、Founders Fund社の利益はすでに数兆円の利益があるとされています。
ピーター・ディール氏は機関投資家の参入に期待
先のゴールドマンのニュースにも関係していますが、ピーター・ディール氏も機関投資家が仮想通貨市場に参入するのを予測しているようです。
3月ごろから、急に機関投資家に関する記事が目立ち始めましたが、今後も世界的なヘッジファンドや機関投資家の参入に期待できそうですね。
まとめ~適正な価格上昇が見込まれる仮想通貨市場~
機関投資家が参入するのは、
①市場が制度化され健全な取引ができること
②ブロックチェーンおよび仮想通貨の将来性がある
ということの裏返しでもあります。
これは、2017年のような期待だけのバブル的上昇ではなく、価値があることを認められて取引されるということです。
その証拠に、リップルの提携やスマートコントラクトの普及など、ブロックチェーンに関する希望的なニュースはたくさん流れてきます。
このことを考えると、まだまだ仮想通貨の上昇には期待できそうですね。
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