米ムニューシン財務長官は26日、CNBCの番組に出演。
そこで同氏は将来的に米国において仮想通貨規制を実施する意向を示しました。
要点
ムニューシン財務長官が将来的な仮想通貨規制を示唆!
"I can assure you I will personally not be loaded up on bitcoin" in 10 years, says Treasury Secretary Mnuchin #bitcoin pic.twitter.com/0J5acWQwRO
— Squawk Box (@SquawkCNBC) July 24, 2019
「私は個人的に10年以内にはビットコインは主導しない保証することができます」に、Mnuchin財務長官は述べています
ムニューシン財務長官はCNBCの番組に出演。
そこでビットコインに対し否定的な立場を示すとともに、将来的にビットコイン含む全ての仮想通貨規制を実施していく意向を示しました。
ただ、どのような規制かは定かではなく、話も数年といった長期的なスパンで話しているので、その点は注意が必要です。
この他には改めて米ドルの重要性を強調、依然の立場を再度主張する形になりました。
米国要人発言は重要材料になるのか
ここで注目したいのが、これまでムニューシン財務長官が仮想通貨に関する発言をこのように積極的にすることはなかったということです。
今月に入りトランプ大統領、FRB議長らが立て続けに発言しており、基本的に仮想通貨には反対の立場を示していますが、今後も注目となるでしょう。
なお、このような発言の背景にはフェイスブック「リブラ」の存在が。
米国の大企業が本格的に仮想通貨業界へ参入することにより、規制の問題などが現在世界中で議論されています。
また、ムニューシン大統領らの発言は一見ネガティブにも聞こえますが、これまで米国要人からこのような発言はあまり見られませんでした。
その点では、ある意味で仮想通貨が普及しだしているともいえ、そのこと自体はポジティブな材料となるでしょう。
トランプ大統領らのネガティブキャンペーンで、良い方向ではありませんが、市民が仮想通貨に興味を持つ可能性もあります。
今後も発言が続くは定かではありませんが、フェイスブック関連の報道、および米国要人の発言は、今後材料視される可能性もあるのでしばらくの間注視したいところです。
まとめ
ムニューシン財務長官は26日、CNBCの番組に出演。
そこで同氏は将来的に仮想通貨規制を実施する意向を示しました。
今回はあくまで意向を示すだけに留まりましたが、フェイスブック「リブラ」は米国や世界の仮想通貨業界を変化し始めているので、今後米国の要人発言は材料視されるかもしれませんね。