仮想通貨市場は全体的にやや弱い展開となっていますが、急落するほどではありません。
今週の値動きを含め直近のビットコインの値動きを考察しました。
要点
今週のビットコインの値動きまとめ
今週は、週明けからよわよわしい動きが続いたビットコイン。
木曜日には一時103万円の安値を記録しました。
ビットコイン円 1時間足 月曜日~
安値を記録したあとは反発するも、その後再び下落。
チャートにトレンドラインを書きましたが、現在は「三角保ちあい」のようにボラティリティー(変動率)が徐々に縮小してきているため、この土日の値動きが重要になるかもしれません。
アルトコインは今週、一時的に強い場面がみられましたが、継続的なものではなくなんとも言いがたいところ。
直近ではメディアでアルトコインの上昇が話題となっているので、来週以降も注目のテーマとなりそうです。
今後の戦略は?
昨年もそうでしたが、仮想通貨市場は例年10月から年末に上昇しやすいと言われています。
そのことを考えると、8月から9月は調整相場になるという可能性もおおいにあるでしょう。
短期的には、対ドル価格で1万ドルの節目を回復してきており、今月中旬につけた安値も更新していないことから、まだ強気の流れは完全否定できない形となっています。
ただし、専門家の多くは短期的な調整相場入りを指摘するものが多いです。
あるいは上昇・下落どちらもせずに、このまま横横でパッとしない値動きが続くというシナリオも考えられます。
昨年の8月は急落した後に、ビットコインはほとんど動かない相場が続きました。
メディアのセンチメントを考慮すると、現状は弱気がやや優勢ですが、まだ先の読めない展開が続きそうです。
仮に次動いた際、安値の更新がない、またはベアトラップになった場合は、再び年初来高値更新の可能性もあるので、まずは次の一手に注目でしょう。
直近では今週の安値103万円、7月中旬につけた98万円が重要なサポートなっています。
まとめ
ビットコインは今週、週明けから軟調な展開が続き、木曜日には一時103万円の安値を記録。
それに伴い、専門家からは弱気の見解が多数出ています。
ただ、チャート形状からいえば、まだ全てのシナリオの可能性が残されているので、引き続き重要なサポートを注視しつつ次の一手を伺いたい場面ではあります。