米ジョー・バイデン大統領の陣営は、仮想通貨関係者の助言を求めているようです。
ザ・ブロックが29日、情報筋の話として紹介しています。
それまでバイデン大統領は、仮想通貨に否定的な姿勢でした。
しかし大統領選を控え、親仮想通貨派へ転向するかもしれません。
仮想通貨をめぐる、バイデン大統領の最近の動向を見ていきましょう。
要点
バイデン大統領が仮想通貨業界へ助言を求める
バイデン大統領の陣営は、仮想通貨関係者の助言の要求を始めたようです。
陣営は2024年の米大統領選を控えており、そのキャンペーンの中で約2週間前から、仮想通貨関係者への接触を試みたとのことです。
ザ・ブロックは複数の情報筋の話として、仮想通貨業界の重要人物に対し、大統領陣営の働きかけがあると報じました。
大統領選の戦略として、仮想通貨関連の集票を試みているようです。
大統領陣営は、2024年の米大統領選に向けて、仮想通貨関連の問題が投票に影響すると考えているようです。
2024年はビットコインやイーサリアムのETFが話題になりました。
さらに近年のインフレ傾向をきっかけに、仮想通貨に興味を示した層もあります。
以上を受けて大統領陣営は、仮想通貨関連の政策をアピールし、集票に活かそうとしているのでしょう。
バイデン大統領が2024年の大統領選に勝利すれば、仮想通貨の政策を積極的に展開するかもしれません。
Xでは以下の口コミがありました。
これまでバイデン政権は仮想通貨に否定的だった
これまでのバイデン政権は、どちらかといえば仮想通貨に否定的な姿勢でした。
2024年3月にバイデン大統領は、仮想通貨マイニング用コンピューターの電気代への課税を提案しました。
しかしこの提案は、多くの仮想通貨関係者から反発を受けています。
たとえばフォーブスジャパンは、マイニングハードウェア企業である「サニーサイドデジタル」のタラス・クリックCEOの声を紹介しました。
クリックCEOはバイデン大統領の課税案に対し、数十億ドルの投資家価値を消滅させると非難しています。
このときの課税案は、2023年に初めて提案されました。
マイナーの電気代に対し、30%の物品税を課すしくみです。
仮に課税されれば、コスト増加を懸念した企業や個人が、マイニングから相次いで撤退するかもしれません。
2024年3月の課税案は、バイデン大統領の反仮想通貨的スタンスを象徴しているでしょう。
バイデン大統領は親仮想通貨派へ転向か
最近のバイデン大統領の動向は、親仮想通貨派への転向を思わせます。
大統領陣営から、仮想通貨関係者への接近を試みているからです。
積極的にアドバイスを求めることで、業界との友好関係を築こうとしているのでしょう。
今回の報道まで、大統領陣営は仮想通貨業界との接触をしていませんでした。
以上からコインポストは、陣営の動向を紹介し、仮想通貨への姿勢転換の可能性を指摘しました。
またイーサリアム現物ETFの承認についても、バイデン政権の思惑が一部で指摘されていると述べています。
バイデン大統領は新しい支持層を求めて、仮想通貨業界との接触を試みているのでしょうか。
以上が本当なら、仮想通貨に関する改革が期待される状況です。
大統領陣営の今後の動向が注目されます。
まとめ
米ジョー・バイデン大統領は、仮想通貨業界への接触を試みていると一部メディアで報じられました。
2024年の大統領選の集票戦略として、仮想通貨関連の支持層を狙う可能性があります。
実際に2024年は、仮想通貨がETFで話題になっており、今後の関連政策に注目する方もいるでしょう。
今後バイデン大統領は、仮想通貨に対してどのようなスタンスを示すのでしょうか。