JPモルガンが暗号資産戦略部門を新設したことが明らかになりました。部署のリーダーにはオリバー・ハリス氏を任命し、今後仮想通貨に関連する業務をおこなうとのことです。
また、JPモルガン元役員で現在は、投資会社の会長を務めるダニー・マスター氏はビットコインが年内に200万円に到達する予想を発表しています。
目次
JPモルガンが暗号資産戦略部門を新設
JPモルガンは暗号資産戦略部門を設立することが17日、明らかになりました。
部署のリーダーには29歳のオリバー・ハリス氏を任命したとのことです。
ハリス氏は「Fintech&In-Residence」という部門のリーダーを務め、有望なスタートアップ企業の発掘などをおこなっていました。
JPモルガンとは?
アメリカの銀行持ち株会社です。創業からの歴史は、1800年に設立されたケミカル・バンク・オブ・ニューヨークまでにさかのぼります。
主に投資業務をおこないヘッジファンドとしてアメリカのトップクラスに位置しています。2015年には権威ある投資銀行ランキング1位に選ばれ、288兆円の資産を運用しています。
積極的なトレーディングはまだわからない?
暗号資産戦略部門は積極的に仮想通貨をトレードする部署ではないそうです。
主な業務は、仮想通貨に関わるプロジェクトの発掘、ブロックチェーンの活用法を調査するとビジネス・インサイダーは報じています。
ただし、「積極的」ではないものの、完全にトレードしないかは不明であり、今後の動向は気になるところですね。
変わりつつあるウォール・ストリートのスタンス
2018年4月から機関投資家・ヘッジファンドの参入が急に報じられるようになり、すでにゴールドマン・サックスの参入も報じられています。
今回の報道もその流れの延長にあります。
そして、アメリカでは仮想通貨市場の制度化(規制)の動きが強まっています。今後、規制が整えば、JPモルガンのような大手銀行が積極的に仮想通貨を購入する可能性はむしろ高いといえるのではないでしょうか。
事実、JPモルガンでブロックチェーン研究に携わっていたエンバー・バレット氏は「銀行は人々が考えるよりも早く暗号通貨を扱い始めるだろう」とCNBC内で発言しています。
大手銀行が参入するのは、もしかしたらもうすぐなのかもしれません。
JPモルガン元トレーダーはビットコイン年内200万円を予想
JPモルガンでトレーディング業務をおこない、現在は投資会社Coinsharesの会長を務めるダニー・マスター氏はビットコインが年内に200万円に到達すると予想しています。
先週のコンセンサス2018内での発言であり、CNBCが報じています。
マスター氏の根拠
マスター氏の根拠もやはり仮想通貨市場の制度化、そして機関投資家などの参入のようです。
今後、きちんとしたルールや証券への分類ができれば、公的な機関が仮想通貨へ投資できるようになります。
規制化の動きは今まさにおこなわれている最中であり、今後の仮想通貨市場はおおいに期待できそうです。
参照元:https://www.cnbc.com/video/2018/05/16/bitcoin-will-see-new-highs-in-2018-according-to-coinshares-chairman.html?__source=cnbcembedplayer
まとめ・ニュースポイント
ゴールドマンサックスやJPモルガンが参入するニュースは昨年の今頃では考えられませんでした。
つまり、仮想通貨の認知と普及はそれだけ急速に拡大しているということです。
そして、それはまだ始まったばかりです。
大手銀行が仮想通貨へポジティブな姿勢を見せているいま、SEC(米国証券委員会)などの仮想通貨規制の進展に期待したいですね。
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