JPモルガン、富裕層投資家から仮想通貨投資信託の注文を受付へ
要点
・JPモルガンが富裕層向けに仮想通貨投資信託を提供すると発表
・BTC、ETH、ETC、BCHなどが対象となる
米メガバンクのJPモルガン・チェースは
富裕層クライアントに
仮想通貨投資信託の投資を提供すると判明しました。
報道によると、JPモルガンの投資アドバイザーは
個人の富裕層クライアントからの
投資注文を処理することが許可されたようです。
投資信託の対象はグレースケールおよび
Osprey社が提供するもので、
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、
イーサリアムクラシック(ETC)、
ビットコインキャッシュ(BCH)などが含まれています。
また、一般の個人投資家にも
今後、手数料無料の『Chase』取引アプリを介して
上記の投資信託の取引が可能になりうるといいます。
一方、JPモルガンの口座からは
仮想通貨への直接投資は依然として解禁されていません。
同行の富裕層向けの投資アドバイザーは
自ら仮想通貨投資信託に関する
勧誘もできないといった制限がかけられています。
現時点で様々な制限があるものの、
米国の大手銀行が富裕層の個人投資家向けに
仮想通貨関連の投資へのアクセスを提供するのは、
JPモルガンが初の事例とみられます。
■ネットの反応
大手のJPモルガンが富裕層投資家向けの仮想通貨投資信託を扱うことで
仮想通貨の金融的な信用度がより高まりそうだと言われています。
コンビニチェーン・サークルK、仮想通貨のATMを北米店舗に大規模設置
要点
・サークルKが仮想通貨ATM企業・Bitcoin Depotと業務提携
・米国とカナダのサークルK店舗に仮想通貨のATMを設置、現在700超になっている
仮想通貨のATMサービスを提供する
Bitcoin Depotは22日、
大手コンビニエンスストアの
『サークルK』とパートナーシップを締結したことを発表しました。
今回のパートナーシップを通じて、
米国とカナダにあるサークルKの店舗内に
仮想通貨のATMを設置します。
すでに30州のサークルKに、
合計700超のATMの設置が済んでおり、
最終的には何千台という規模まで増やす計画です。
現在利用者は、ビットコイン(BTC)や
イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)など
30超の仮想通貨と現金を交換できます。
公式ウェブサイトによると、
サークルKに限定しなければ、
45超の州に3,000台を超えるATMを設置済みとのことです。
ATMは、仮想通貨ウォレットを作成し、
Bitcoin Depotに登録するだけで使用が可能です。
希望する銘柄を選んで、
ウォレットのアドレスを入力して現金を入れれば、
自身のウォレットに仮想通貨が送金される仕組みです。
プレスリリースによると、
登録から取引の完了まで、所要時間は1分から2分だといいます。
今回の記事のまとめ
■『JPモルガン、富裕層投資家から仮想通貨投資信託の注文を受付へ』について
・JPモルガンが富裕層向けに仮想通貨投資信託を提供すると発表
・BTC、ETH、ETC、BCHなどが対象となる
■『コンビニチェーン・サークルK、仮想通貨のATMを北米店舗に大規模設置』について
・サークルKが仮想通貨ATM企業・Bitcoin Depotと業務提携
・米国とカナダのサークルK店舗に仮想通貨のATMを設置、現在700超になっている
JPモルガンの仮想通貨投資信託の発表が材料となって
ビットコイン価格は再び少し上昇した模様です。
大手金融機関が仮想通貨を正式に金融商品として認めた格好になったと
投資家たちは受け取ったようです。