株・為替が不安定な状況の中、ビットコインは米利下げをきっかけに上昇しました。
直近の上値メドを考察しました。
要点
ビットコインは120万円の攻防に突入か!
先日もお伝えしましたが、現在ビットコインは日足チャートで雲の上限に近づいています。
ビットコイン円 日足 7月~
チャートはビットコインの日足チャートに雲を表示させたものです。
注目したいのが7月17日につけた高値120万円(赤丸の箇所)。
日足チャートでは雲の上限とその高値の価格帯が重なっているのがわかります(チャート横の赤線)。
この2点から、120万円というのは強いレジスタンスとなる可能性があり、今後注目の価格帯となりそうです。
また、3日時点ですでに115万円まで上昇しているため、ここから先は価格が上昇しずらい可能性もあります。
仮に、120万円を突破すれば、チャートがかなり改善されるため、再び年初来高値更新の可能性も出てきます。
しばらくの間はNYダウにも注目か
今回のビットコインの上昇が、FRB利下げ実施後に始まった以上、しばらくの間は既存の金融市場の動向が注目となるかもしれません。
NYダウ
仮にこのまま株や為替が不安定な状況が続けば、ビットコインにとっては好材料となり価格の上昇も見込めるかもしれません。
また、注目したいのはビットコインがこのように株や為替と関係を持ち始めたことです。
明らかにこのような報道のされ方は17年・18年にはみられませんでした。
つまり、ビットコインは認知や規制が徐々に整いつつあり、新たな資産として認められ始めているのかもしれない、ということです。
現状、それを断定するのにはまだ早いですが、専門家の多くも金融市場の不安定さとビットコインの価格上昇を指摘しているので、しばらくの間注目でしょう。
まとめ
前日に引き続き、3日のビットコインは続伸。
日足チャートの一目均衡表では、雲の上限と17日高値が重なっているので、ビットコインは今後120万円の攻防に突入するかもしれません。
仮に120万円をうわぬけた場合、チャートはかなり強気になり再び年初来高値を更新する可能性も。
先日からお伝えしている通り、今週はFRB利下げが仮想通貨メディアでもフォーカスされており、多くの専門家は金融市場の不安定さが価格上昇要因になっていると指摘しているので、来週以降も注目です。