週末にBakktの開始がアナウンスされたものの、仮想通貨市場は小動きの展開がつづいています。
今週の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
ビットコインは次の一手に注目
ビットコインは先週、一時100万円近辺の重要な価格帯まで下落しましたが、その後反発。
しかし、現段階で下落を否定する強い反発でもなく、小康状態が続いている状況です。
ビットコイン円 4時間足 10日~
上記のチャートは、今月10日からのビットコイン4時間足です。
上記チャート赤い線をみたらわかる通り、現在は100万円から112万円で明確なレンジの中推移しているため、今週はこの価格どちらかをブレイクするか注目となりそうです。
また、ブレイクしない場合、このレンジを行き来するパッとしない値動きとなるシナリオも考えられるでしょう。
材料的には100万円をわりこむほどセンチメントは悪くありません。
112万円は一目均衡表の雲も位置しているため、ブレイクした場合は価格の上昇に期待できそうです。
Bakktや金融市場の動向も引き続き注目
先週末、Bakktが9月に取引を開始することが明らかになり、メディアでは話題に。
しかし、市場はあまり盛り上がっておらず、今のところ価格への影響は限定的です。
また、今月話題になった金融市場の混乱ですが、こちらもダウが反発するなどしていったんは落ち着きを取り戻しています。
基本的にBakktは価格が上昇しても良い材料ですが、現在は材料的にも強弱があまりないので、それがレンジ相場に反映されているのかもしれません。
ただし、Bakktに関しては、今週多くの専門家が見解を示すことも予想されるので、メディアでは話題になる可能性は高いでしょう。
材料的にもセンチメントは悪いとは言えないので、今週これらに関連する報道にも注目したいところです。
まとめ
先週、一時100万円近辺まで下落したビットコインはその後反発。
しかし、まだ十分な反発とはいえず、直近数日間は値動きの小さいレンジ相場が続いています。
週末にはBakktの取引開始がアナウンスされたものの、そちらも影響は限定的。
直近ではサポートが100万円、レジスタンスが112万円となっているため、今週はどちらの価格にブレイクするかが最大の注目ポイントとなりそうです。