今週もはじまった仮想通貨市場ですが、26日午前の時点でビットコインが急騰し、仮想通貨市場が全面高の展開となっています。
直近の相場動向についてまとめました。(執筆は26日午前の時点で価格の変動があることをご了承ください)
要点
ビットコイン急騰
週が明け、今週もスタートをきった仮想通貨市場ですが、ビットコインが午前9時ごろより急騰しています。
ビットコイン円 5分足
なお、現段階で急騰要因は報道されていません。
ビットコインは前日比で4%ほどの上昇で、本稿執筆時点で110万円で推移。
1時間で5万円ほど価格が急騰しています。
先週からビットコインは値動きが小さくなり、ぱっとしない動きが続いていましたが、このように大きく動くのは久しぶりのことです。
また、アルトコインもおおむね堅調で仮想通貨市場は全面高の展開に。
引き続き価格動向に注意ですが、このような相場では急騰した後に急落するなど、ボラティリティー(変動率)が高まっているので、注意が必要です。
金融市場の動向にも注目か
気になるのは、先週金曜日にダウが大幅に暴落し、それに伴いビットコインが上昇したことです。
9時といえば日本の市場がひらく時間でもあるので、本日の日経平均、15時からのヨーロッパ市場、そして夜のダウの値動きには注目したいところです。
仮に、株式市場が大幅に下落し、ビットコインが上昇するようであれば、投資家の資金回避の動きが再び起こっているとも考察できるかもしれません。
また、本日だけではなくとも香港や米中貿易摩擦、日韓関係やブレグジットなどの報道は今週も引き続き注目となるかもしれません。
もしこれらに関連する報道で大きなニュースがあった場合、どこの国も属さず安全資産とも指摘されるビットコインがどのような値動きをするのかに注目です。
まとめ
週明け、仮想通貨市場がいきなり激しい展開となっています。
26日9時ごろ、ビットコインが1時間余りで、値幅にして5万円ほど上昇。
今月に入り、ビットコインはボラティリティー(変動率)が縮小していたので、このような値動きは久しぶりともいえます。
今後も価格動向に注目したいところですが、注意すべきは急落の可能性も考慮すること。
一度このような急騰が起きると、しばらくの間はボラティリティーが高まる傾向があるので注意したいところです。