今週、反騰する場面をみせたビットコインですが、週末再び価格が下落。
今週の動きの総括とともに、直近の相場動向をまとめました。
要点
ビットコイン下落で再び安値圏へ
今週、急落と急騰を繰り返したビットコイン。
一時は110万円に乗せる場面もありましたが、上昇が続かずその後下落しています。
ビットコイン円 16日~
上記の画像をみればわかる通り、ビットコインは短期的に105万円から110万円のレンジに。
先週と比べてボラティリティー(変動率)は高まりましたが、現在の状況は値動きの小さいレンジ相場になったと言えるでしょう。
それに加え、今週はアルトコインの高騰が目立ったように、現在はアルトコインの方が値動きが大きく主導している側面があります。
そのため、来週以降もアルトコイン動向は注目となりそうです。
ビットコインに関しては、まだレンジ相場といえますが、このまま価格が下落する場合は105万円近辺のサポートに注目したいところです。
FOMCやCMEビットコイン・オプションも無風に
今週、注目すべきトピックとして、FOMCがまずありました。
結果的にFRBは利下げを実施しましたが、ビットコインには無風。
ただし、これら金融市場の動向は長期的に作用してくる材料であるので、不安的な状況が続く金融市場には引き続き注目。
また、仮想通貨市場独自の材料としてはCMEのビットコイン・オプション取引報道がありました。
ただし、こちらもビットコイン価格には影響なし。
しかし、これらも出来事としては大きなものとなるので、時期が近付いて正確なローンチ日程がみえてきたら注目の材料となるでしょう。
今週の動きから総括すると、現在はアルト主導相場といえるので、ビットコインに関しては上下どちらかに価格が動き出すのを待つしかなさそうです。
まとめ
金曜日に110万円まで上昇したビットコインですが、この土日で再び価格が下落。
引き続き横横のレンジ相場が続いているので、レンジを意識しつつ価格ブレイクを待つしかなさそうです。
今週はアルトコインが大きく動き出す結果に。
直近ではビットコインよりもアルトコインが大きく動いているので、材料としてはアルトコインの価格が上昇するか注目した方が良いかもしれません。