23日の夜に全面安の展開なった仮想通貨市場ですが、一夜明けても価格が戻る気配はありません。
80万円は今年5月から6月にサポートになって価格帯であり、ここが最後のサポートとなりそうです。
要点
ビットコインは最後のサポートへ
23日22時頃、暴落したビットコインですが、ここで下げ止まるのか、ここから反発できるかは気になるところです。
ビットコイン円 日足
少し長期的な視点でみてみると、現在下げ止まっている80万円は今年の5月18日、6月4日~6日の安値にもなっています。
そのため、今回もここで価格が反発できるか注目となり、まだ反発する可能性は残されていそうです。
ただこのまま強い反発がないとさらに安値を更新する可能性もあり、その場合、5月17日につけた安値73万円までの下落も覚悟しておいた方がよさそうです。
65万円までの下落はあるか
ここで注目したいのが、ビットメックス収益ランキングで1位を獲得した敏腕トレーダー、Angelo฿TC氏の発言。
同氏は今月16日、長期ての買い場として65万円まで下落するのを辛抱強く待っているとコメントしています。
つまり、それは裏を返すと、65万円まで下落する可能性があるということを示唆しています。
同氏が発言したのはまだビットコインがレンジにおさまっていた時期で、実際に価格が下落し始めているので頭の片隅にはいれておいた方がよさそうです。
もちろん、Angelo฿TC氏の発言が必ずしも正しいとは限りませんが、中長期的には65万円までの下落も考慮しつつ、上記で述べた通り、短期的には直近のサポートで反発するか注目となります。
まとめ
ビットコインは23日夜、直近1カ月のレンジをブレイクし、およそ7%の暴落。
しかし、現在下げ止まっている80万円という価格帯は、今年の5月から6月にサポートされた価格帯であり、ここでいったん反発できるか注目となるでしょう。
ビットメックス収益ランキングで1位を獲得した敏腕トレーダー、Angelo฿TC氏は65万円までの下落を示唆しており、中長期的には念頭にいれておきたいところ。
とにかく現在は80万円がサポートされるか注目したい場面です。