ビットコイン、および仮想通貨市場は23日に再度大幅下落、ビットコインに関しては重要な価格帯である80万円を割り込みました。
直近の相場動向をまとめました。
要点
ビットコインは73万円のサポートを守りきれるのか?
23日に再び大幅下落した仮想通貨市場。
それにより、ビットコインはお伝えしていた80万円のサポートを割り込んでおり、引き続き重要な局面にあると言えます。
そして、今後ビットコインは73万円が最後の砦となりそうです。
ビットコイン円 日足 5月~
73万円は5月17日にサポートされた価格帯であり、22日も一度そこまで下落して価格が急反発しました。
そこからわかるのは、まだこの価格帯に一定の買いオーダーが置かれているということ。
そのため、下目線のトレーダーにとっても利益確定の分岐点となっているので、次に下攻めした際にこの価格で反発できるか注目したいところ。
仮に73万円も決壊してしまうと、明確なサポートがなくなってしまうため、いよいよ60万円までの下落も覚悟した方が良さそうです。
ただ、こちらも繰り返しにはなりますが、仮に60万円まで下落しても、今年のビットコイン最安値30万円からかんがえると2倍のパフォーマンスがあります。
それを考えれば、今年のビットコインの出来はまぁまぁだったと言えることができるので、今後の値動き動向は引き続き注目です。
ビットコイン下落の背景に中国か?
22日の価格下落要因とされているのが、中国の仮想通貨規制です。
ICO,IEOだけにとどまらず取引所も規制の対象にするとの声明を発表。
さらに海外にサーバーを置き中国人を対象にする取引所も規制対象になるとして、規制の内容は過去例をみない極めて厳しいものとなりました。
いつも通り、下落要因については確実なことはいえませんが、この規制内容からして、今回のビットコイン80万円の決壊はかなり妥当であったといえるでしょう。
直近で中国はデジタル通貨発行から今回の規制発表と動意づいているので、引き続き中国関連の報道は注目となりそうです。
まとめ
ビットコインは今週、連日による下落で22日にはいよいよ重要な節目であった80万円が決壊。
それにより、いよいよ最後のサポートが5月17日につけた安値73万円となり、ここを割り込むと、さらなる大幅下落の公算が高くなります。
直近の下落要因とされるのが中国の仮想通貨規制なので、引き続き関連する報道には注目していきたい場面です。