130万円をつけて反落していたビットコインですが、本日になり再び上昇しています。
直近の相場動向についてまとめました。
要点
ビットコインは130万円を超えられるか
130万円の高値をつけてから反落したビットコインですが、7日のニューヨーク時間に入って再び価格が上昇し始めています。
ビットコイン円 5分足 6日~
なので、まずは直近の高値である130万円を超えられるかが注目となりそうです。
また、仮に130万円を明確に超えてくると、相場の強さが再度確認できる形になりそう。
少し時間足を長くして日足でみると、130万円以上の価格で推移したのは短いことがわかります。
ビットコイン円 日足 6月~
上記チャートの赤い線が130万円のライン。
ビットコインはこれまで、130万円以上の価格に滞在したのは、3~4日だということがわかります。
そのため、130万円以上には多くの売りオーダーが置かれていたことがわかり、今回の上昇でそのオーダーをはねのけて上昇できるかがしばらくの注目ポイントとなるかもしれません。
引き続き金融市場の動向に注目
先日からお伝えしていますが、現在のビットコインは金融市場の連動性が高いと指摘しており、世界の株式市場や為替市場の動向を材料視しています。
本日のニューヨークマーケットは今始まったばかり(7日22時30分)ですが、本日のダウの動向次第では、ビットコインが深夜に大きく動く可能性があるので、引き続き注目となるでしょう。
仮にダウが大きく下落することがあれば、明日の日経平均等も大きく下落することが予想され、金融市場の混乱はしばらく続きそうです。
現時点ではまだ米中貿易戦争に解決の糸口が見つからないため、ビットコイン相場にとってはポジティブな地合いが継続しているといってよいでしょう。
まとめ
6日明朝から上昇し、130万円の高値をつけたビットコインは7日に入り反落。
しかし、同日夜になって再び価格が上昇し始めており、重要なレジスタンスとなる130万円に接近しています。
130万円以上の価格は6月からなかなか滞在することが難しかった価格帯。
そのため、今回の上昇で130万円をサポートにすることができれば、再び年初来高値を更新する相場もやってくるかもしれません。
材料は引き続き米中貿易摩擦の動向、世界経済の不透明感となっているので、ひきつづきそれらの動向も注視したいところです。