令和に入ってから最初の大型連休が終わり、本日からいよいよ相場も通常運転が始まります。
今週の仮想通貨市場の注目ポイント・価格をまとめました。
要点
ゴールデンウィーク中のビットコイン値動きまとめ
ビットコイン円 1時間足 4月27日~
まず、ビットコインは4月末まで調整の動きを続けていましたが、日本の年号が変わった5月1日に価格が上昇。
これまで高値は65万円、サポートはおよそ60万円で推移しています。
現在は高値をつけた後の調整となっており、今週はこの価格帯をどちらにブレイクするか注目になりそうです。
もちろん、再び揉み合いを続けるといったシナリオも考えられるでしょう。
ビットコインドミナンスも注目か
なお、直近ではビットコインドミナンスが上昇しており、年初来高値を更新しています。
これはつまり、アルトコインよりもビットコインの取引が増えているということです。
反対にいうと、アルトコインの価格が上昇しずらい相場とも言えるので、ドミナンスが今週以降も上昇していくのかは注目したいところです。
短期的に調整の指摘も
ビットコイン円 日足 2018年9月~
なお、ビットコインの65万円というのは昨年11月以降のレジスタンスであり、中長期的に非常に重要な価格帯となっています。
通常、このような重要な価格帯は利益確定売りが入りやすいので、一度価格が下落するという可能性はおおいに考えられるでしょう(もちろん突破すればさらなる価格上昇が期待できます)。
昨年の下落を見事的中させたピーター・ブラント氏も一度市場が調整をはさむ可能性を指摘。
Just an opinion -- there is a chance $BTC is topping here, having met its price target at key resistance. A correction could occur before another move toward 6500, then a more significant correction. pic.twitter.com/woetnihqB5
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) May 4, 2019
ひとつの意見--ビットコインに重要なレジスタンスでターゲットへ到達した可能性があります。調整は、6500ドルに向かって移動する前に発生する可能性があり、その後、より重要な修正。
これら専門家の見解やチャートを踏まえると、一度60万円近辺まで価格の調整が起きる他、60万円を割り込む可能性も考えられます。
また、現在はビットフィネックスとの価格乖離も埋まっていないので、相場が大きく動く可能性はあるでしょう。
どのみち、直近の相場はボラティリティーが高まっているので、取引をする方は注意した方が良さそうです。
まとめ
ビットコインは5月1日から価格が上昇し、5日に高値を記録、現在は調整の展開に入っています。
今週は短期的なレジサポである60万円から65万円のレンジが注目のポイントに。
また、直近でビットコインドミナンスが上昇しているので、その動向に関しても注目でしょう。
短期的な調整の指摘も出ていますが、その後は再び価格が上昇していくのに期待したいところです。