先週は安値をつける動きもある中、週後半からは価格が反発しました。
今週の仮想通貨市場の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
ビットコインは日足チャートで雲の中へ
先週は一時105万円を割り込む場面がみられましたが、週後半から価格は急反発。
しかし、その後上昇が続かず、再びビットコインの価格が下落し始めています。
ビットコイン円 日足 6月~
上記のチャートはビットコインに一目均衡表を表示させた日足チャートです。
昨日の下落により、ビットコインが雲(チャート上緑色のゾーン)に突入していることがわかります。
基本的に、これは6月から続いていた上昇相場がひと段落し、調整相場入りしたことを示しています。
また、雲の中に入り調整相場入りすると、価格が乱高下するとも言われているので、今週の値動きは読みづらい部分もあるでしょう。
価格が下落したは、前回の安値である100万円近辺の価格帯に注目。
可能性はそんなに高くありませんが、ここから価格が再上昇して雲を抜けるシナリオも0ではありません。
Bakktといった新材料にも注目か
価格動向はパッとしないですが、材料においては明るい話題が入ってきています。
本日になり、Bakktがビットコイン先物のテスト取引を開始することが判明。
Bakkt発足からちょうど1年経とうとしており、ようやくテスト取引が開始される運びとなりました。
先日、ファンドストラッド社は最新のレポートを発表しており、それによると、Bakktのローンチが9月までに行われる可能性があるとのこと。
本日、Bakktがテスト取引を開始したことにより、9月までのローンチされる可能性は一段と高まったといえるでしょう。
今後もBakkt関連で新しい報道が出てくる可能性があり、基本的にBakktは仮想通貨市場にとってポジティブな材料となるため、今週は特に注目の週となるかもしれません。
まとめ
週後半反発していたビットコインですが、その後価格が再下落してきています。
日足チャートでは一目均衡表の雲の中に入ってきており、専門家からは本格的な調整相場入りした指摘が相次いで出てきています。
ここから価格が再上昇する可能性もありますが、その指摘の通り、今後は価格が横横、あるいは再び下落する可能性があるので、今週は値動きが読みづらい展開となりそうです。