長らくレンジ相場が続いているビットコインですが、週明けは重要なサポートに接近しており、今週は巨大な三角保ちあいの最終局面にあたります。
今週の仮想通貨市場の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
・巨大な三角保ちあいの最終局面へ
ビットコインは日足レベルでの巨大な三角保ちあいの最終局面にあり、今週レンジブレイクもありえます。ボラティリティー(変動率)も高まる可能性があるので、値動きは注目となりそうです。
ビットコインは巨大な三角保ちあいの最終局面へ
長らくレンジ相場が続いていますが、今週はその相場が終わる可能性があります。
ビットコイン円 日足 6月~
上記のチャートは日足のビットコインに上昇・下降トレンドを引いたもので、現在は「三角保ちあい」と呼ばれるポピュラーなフォーメンションを描いています。
三角保ちあい・・・最もポピュラーなチャートフォーメンションのひとつ。調整相場に多く出現し、トレンドラインをブレイクすることによって再びトレンド相場へ移行する可能性がある。
ビットコインは6月に高値をつけて以降、上下を繰り返す調整相場が継続。
しかし、三角保ちあいの頂点に近づくことにより、ボラティリティー(変動率)が縮小してきていることがわかります。
これは値動きが煮詰まってきていることを意味しており、この次にトレンドラインどちらをブレイクするかが非常に重要になります。
今週は価格が下落した場合、このトレンドラインをブレイクし、調整が深まる可能性があるので注目の週となりそうです。
また、このような相場の終わりはボラティリティーが高まり、値動きが荒くなる傾向があるので注意が必要でしょう。
金融市場の動向も注目か
先週末、ダウが大幅に下落して一週間の取引を終え、26日の日経平均も大幅安に。
本日は9時ごろに価格が高騰する場面がありました。
直近ではビットコインに関し、株式の下落などから資金が流入しているとの指摘もあるので、引き続き金融市場の動向に注目したいところ。
このところ株・為替に関しては「ヘッドラインリスク」で価格が大きく動くことがあるので、その際にビットコインもどちらに動くか注目でしょう。
ヘッドラインリスク・・・重要ニュースや要人の発言で相場が突発的に動くリスク
まとめ
長らくレンジ相場が続いているビットコインですが、今週は日足レベルでの三角保ちあいに注目。
このまま価格が反発できず今週下落すると、三角保ちあいを下抜け調整がふかまる可能性があるので注意が必要です。
また、直近ではダウ・日経平均ともに大幅に下落しており、株や為替のマーケット動向も注目したい週であります。