ビットコイン谷では、すでにメルセデスF1チームのNFT参入を報じています。
29日に同チームが、そのNFTの詳細を公開しました。
NFTアート2点の存在を明かし、各商品の落札者にレーシングカーパーツのひとつ「リアウイング」をプレゼントとのことです。
メルセデスF1チームの発表についてまとめました。
要点
メルセデスF1チームがNFTアートを公開
仮想通貨取引所のFTXが29日、提携先であるメルセデスF1チームを題材にしたNFTアートの出品計画を明かしました。
訳:まず始めに、NFT作品のもとになるのは、来週マイアミを走るメルセデスAMG F1のレーシングカーで、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルがドライブするものです。2枚のNFTの落札者は、実際のリアウイングを受け取れます! レースが開かれる場所で、デジタルは現実を呼びます。さあ行きましょう!
今回登場するNFTアートは、以下の2点です。
・Sky Rising – GR63
「LH44」はチーム所属ドライバーであるルイス・ハミルトンのイニシャルと、彼のカーナンバーである44を組み合わせたものです。
「GR63」はチームメイトであるジョージ・ラッセルのイニシャルと彼のカーナンバーを意味します。
いずれも5月6日~8日にアメリカで開催予定のマイアミGPがテーマになっており、マッド・ドッグ・ジョーンズというアーティストが制作を担当しました。
リアリティにあふれたアートは、世界中のモータースポーツファンから注目を集めそうです。
ちなみに今回のNFTオークションによる収益は、メルセデスF1が関わるチャリティ団体Igniteへの寄付にいたります。
メルセデスF1チームのNFTアート発表について、以下の口コミが寄せられているので、ぜひ参考にしてください。
落札者景品のリアウイングとは?
NFTアートの落札者景品になっているリアウイングとは、F1のようなレーシングカーについているパーツの一種です。
車体後部に装着され、高速走行時の安定性を促す役割があります。
F1に限らず、さまざまなモータースポーツで使われる必需品です。
リアウイングは、車体前方で発生した乱気流のコントロールがメインです。
ウイングが乱気流を受け止め、地面方向に力へ転換させます。
車体を地面に押しつけるため空気の力である「ダウンフォース」が生まれ、ドライバーはコントロールしやすくなるのです。
有名ドライバーが運転したマシンのリアウイングが景品となれば、多くのモータースポーツファンが注目するでしょう。
チケットNFTも買える
Coinpost報道によるとFTXは、F1関連チケットNFTの展開も予定しています。
FTXプラットフォームに無料登録したユーザーが、NFTチケットの半券を手に入れられるしくみです。
これにより賞品や限定アクセスなどの特典を受けられます。
FTXは今後のF1レースにおいて、2500枚の半券を用意するとのことです。
さらに一部レースでは、アーティストとのコラボレーションによる1000枚のレア物も追加される予定になっています。
NFTチケットによって、F1ファンが新しい楽しみ方を味わえるでしょう。
まとめ
メルセデスF1チームのNFTアートが公開され、モータースポーツファンからの注目を集めそうです。
チームが走らせるレーシングカーが題材になっており、落札者にはリアウイングがプレゼントされます。
落札できれば、モータースポーツファンとしての至福のひとときを味わえるでしょう。
今後メルセデスF1チームが、FTXとのコラボレーションやNFT展開を通して、どのようなサービスを届けるかにも注目です。