3月14日に一般社団法人Metaverse Japan(メタバースジャパン)が設立されました。
メタバース業界における最先端の情報や世界観共有を通し、Web3.0時代に日本の力をグローバルにアピールするきっかけを作るのが目的です。
近年メタバースは世界的な話題となっているため、国内でもトレンドに遅れないために大衆へ普及させる狙いでしょう。
ここではメタバースジャパン設立の詳細と、解決が期待される問題点を解説します。
要点
メタバースジャパン設立について
3月14日に一般社団法人メタバースジャパンが発足しました。
関連の最新情報や特有の世界観共有を通し、メタバースを周知させる狙いのようです。
つまり多くの方にメタバースの正しい認識や利用をしてもらうためのサポート活動がメインでしょう。
国内でもさまざまな企業によるメタバース参入が相次いでいるため、今回の一般社団法人の設立は業界にとってのターニングポイントと考えられます。
活動内容として周知だけでなくガイドライン整備などを見据えているからです。
今回の新組織設立によって、日本のメタバース業界がどのように変わるのでしょうか。
以下の口コミも参考にしてください。
メタバースジャパンの活動内容
メタバースジャパンの活動内容は、主に以下の4つです。
・ワーキンググループ活動
・イベント
・ガイドライン整備
定期勉強会は毎月1回開く予定で、NFTやWeb3.0に関する専門家を招いて勉強や議論を進めます。
ワーキンググループ活動ではNFTやAR(拡張現実)、VR(仮想現実)などのグループを設け、会員間のコミュニケーションや学びの場を開く予定です。
ほかにもメタバース関連のディスカッションイベント開催を視野に入れています。
また関連ガイドラインについての提言もする予定です。
メタバースは未知の部分もまだ多いので、想定外のトラブルが予想されます。
利用者が健全に使えるように、正しい知識の周知や提言をしていくのが、メタバースジャパンの目的でしょう。
メタバースジャパンでの解決が望まれる問題
メタバースには以下のデメリットがあるため、今回の一般社団法人設立により、解決が望まれます。
・過剰な課金による金銭トラブルがあるかもしれない
・現実世界でのコミュニケーションが少なくなる
ゲーム依存症への対策は、メタバースでも重要です。
遊びに熱中しすぎた結果、日常生活に支障が出る人が現れるかもしれません。
メタバースジャパンはガイドラインの提言が活動内容に入っているので、依存症対策に乗り出す可能性があります。
金銭トラブルの可能性も見逃せません。
メタバースの種類によってはゲーム内通貨が必要なので、それを得るためにコストがかかります。
スマホゲーム同様、過剰な課金で生活に支障をきたす人がいるかもしれないため、その対策も求められるでしょう。
ほかにもメタバースでは、コミュニケーションが少なくなるリスクに注意です。
オンライン上でのコミュニケーションに夢中になりすぎて現実での会話が減ることが想定されます。
その結果、仕事や家庭での意思疎通が難しくなる可能性も否定できません。
メタバースジャパンには、オンラインならではの弊害を認識のうえ、対策提言を積極的にしていただきたいと願います。
ゲーム依存症や過剰課金などの問題についての提言に、期待をかける方もいるでしょう。
以上も含めてメタバースジャパンには、健全な利用を促すための活動が望まれます。
まとめ
一般社団法人メタバースジャパンの設立は、国内の業界に大きな影響を与えそうです。
彼らは周知活動を本格的に進めるうえ、ガイドラインへの提言も視野に入れています。
近年メタバース業界が盛り上がっているため、こうした組織の役割は重要です。
実際にメタバースには、ゲーム依存症や過剰課金などの問題が想定されます。
こうした問題の解決も含め、ルール整備や正しい使い方などを周知していただければうれしいところです。