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メキシコの大富豪がビットコインを購入|紙幣に価値が無くなると主張

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Grupo Salinasの会長であるRicardo Salinas Pliego氏が、自身のポートフォリオの10%をビットコインにしたことが判明しました。

Ricardo Salinas Pliego氏は、メキシコで3番目に資産を持っている大富豪であることから、ビットコインの価格向上に影響を与えたのではないかと噂されています。

Pliego氏は、銀行が大量の紙幣を破棄する映像をTwitterで共有し、「紙のお金は何の価値もない、だからポートフォリオを多様化する必要がある」と述べています。

 

大富豪がビットコインをポートフォリオに組み込む

メキシコで3番目、世界で166番目に大富豪であるRicardo Salinas Pliego氏は、自身のツイッターで運用資産の10%をビットコインにしたと公表しました。

Pliego氏は、インフレによって紙幣の価値が無くなってきていると考えており、その対策としてポートフォリオを多様化することが必要だと述べています。

このような考えは、Pliego氏だけではなく他の富豪たちにも広まっていると考えられ、特にコロナ発生以降は今までの資産形成のあり方を改め直す傾向が顕著になってきています。

その為、今後もPliego氏のように資産の一部をビットコインに換えていく富豪は続々と登場するでしょう。

彼らは基本的に、特定の資産に全てを預けるということはあまりなく、大抵の場合は外貨や株、金や不動産など様々な資産に分散投資をしています。

これは、資産を増やすことよりも、減らさないことを意識している為です。

ですので、法定通貨や不動産が不安定になってきている今、ポートフォリオの一部を金融トレンドであるビットコインに換えるのは何ら不思議なことではないでしょう。

メキシコで仮想通貨流行か

Pliego氏が住んでいるメキシコでは、先月末に仮想通貨のデビットカードが登場しています。

元々メキシコは仮想通貨ユーザーが多いことで有名ですが、Pliego氏のツイートに触発されて仮想通貨に参入するメキシコ市民が更に増加するのではないかと囁かれています。

日本ではコインチェック事件以降、仮想通貨に対してネガティブな思考が広がっていますが、世界全体で見れば着実に仮想通貨が浸透しつつある為、まだまだ業界の伸び代はあるのではないでしょうか。

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