連日高値更新を続けていた仮想通貨市場ですが、直近では揉み合いの展開が続いています。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のトレーダーは市場が調整入りしたと指摘しています。
要点
市場が本格的に調整入り?
Has bitcoin gone too far, too fast? Here's how two traders are thinking about bitcoin futures. via CNBCFuturesNow https://t.co/88JeYP645I pic.twitter.com/zuBn8CptGR
— DeShaunsMrk™ (@DeShaunsMrk) May 22, 2019
ビットコインはあまりにも遠くに行きましたか、速すぎますか?ここでは、2人のトレーダーがビットコイン先物について考えています。
NYMEXのアンソニー・グリサンティ氏がCNBCの番組に出演し、現在の相場についてコメントをよせました。
同氏によると、先週から取引数が減少していることから、ビットコインは今後7000ドルまで下落してレンジ相場になると指摘しています。
ビットコインドル 1時間足 5月14日~
グリンサティ氏が指摘するように、ビットコインは14日、16日、20日に3度8200ドルをトライしていますが、現段階では突破が難しい状況に。
同氏は今後高値を突破するには新しいニュースが必要と述べていますが、目先では上昇する材料やポジションの調整が行う必要があるかもしれません。
今後価格が下落した場合は、直近のサポートとなっている7000ドル(対円で76万円近辺)がサポートされるか注目でしょう。
中長期では強気トレンド継続か
しかし、グリンサティ氏は中長期では「害はない」と述べるように、チャート形状は依然強気となっています。
まだわかりませんが、レンジ相場となった際はいつ価格が上昇し始めるか注目でしょう。
また、直近でメディアで話題になっているのが「ビットコイン半減期」。
これまでビットコインの半減期1年前から価格は上昇傾向にあるとのことなので、調整が終わった後は再び価格が上昇することに期待できそうです。
また、もうひとつの上昇要因として「世界経済先行き懸念」や「米中貿易摩擦」も指摘されています。
今のところ落ち着きをみせていますが、これらの動向が悪化すれば再び価格が上昇する可能性があるので、今後も注目でしょう。
まとめ
22日、CNBCの番組にニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の仮想通貨トレーダー、アンソニー・グリサンティ氏が出演。
そこで同氏は先週から取引量が減少していることを指摘し、今後は7000ドルまで下落しレンジ相場になると指摘しました。
グリンサティは中長期的にみれば良好な状態と指摘しているので、今後レンジ相場になる可能性も考慮しながら相場動向を追っていきたいですね。