世界最大級のポルノサイトとして有名なPornHubが、仮想通貨の決済手段を導入することが判明しました。
今回決済手段として導入された通貨はビットコインとライトコインの2種類です。
PornHubはネットを使っている男性ならば誰しもが訪れたことがあるであろうサイトである為、爆発的に仮想通貨の認知度が上がる可能性があると考えらえています。
PornHubでビットコイン決済が導入される
世界中の男性が最も利用しているサイトと言っても過言ではないPornHubで、仮想通貨の決済を採用することが決まりました。
PornHubでは元々、Verge・Horizen・Tron・USDT・PMAの5種類ほど仮想通貨決済が存在していましたが、今回は追加でビットコインとライトコインが導入されるそうです。
去年、PaypalがPornHubの利用を禁止したことがビットコイン決済導入の大きな理由になっていると見られ、中央管理者が存在しないビットコインならではのメリットが活きるかもしれません。
この報道を受けて、今までにない規模のサイトが決済手段としてビットコインを採用することで、一気にビットコインの知名度が跳ね上がるのではないかと推測されています。
ビットコイン決済の浸透に貢献か
PornHubではサイトの特性上、クレジットカードを利用することを躊躇うユーザーが大多数存在しています。
その為、課金をしたいけれどもなかなか課金を出来ない潜在ユーザーにビットコイン決済を利用してもらえる可能性が非常に高いのです。
PornHub以外でもビットコイン決済を導入しているサイトやお店はたくさんありますが、元々ビットコインを持っている人が決済手段として利用することはあっても、わざわざビットコインを購入して決済するような人はほとんど存在していないでしょう。
しかし、PornHubでは逆に、わざわざビットコインを購入してまで決済をしようとする人が現れるでしょうから、一気にビットコイン決済が浸透すると言われています。
例えばですが、日本ではpaypayが決済手段としてよく利用されるようになってきていますが、リリースされた当初はほとんど利用者が存在していませんでした。
その理由として、「どうやって使ったらいいのか分からない」という新しいテクノロジーに対する抵抗感が大きかったでしょう。
そこでpaypayは100億円ばら撒きキャンペーンを実施することで、その抵抗感を上回る興味を引き出し、見事数多くの利用者を獲得することができました。
人間とは不思議なもので、最初は抵抗感があっても周りが使いだすと、次第に自分も使ってみようと思い始める性質がある為、一度ある程度のユーザー層を獲得すると、その後は自然と世間に浸透していくようになります。
仮想通貨ユーザーはその"100億円ばら撒きキャンペーン"のような役割をPornHubに期待しており、「ビットコイン決済のやり方が分からない」という抵抗感を突破する重要な役割を果たしてくれるものだと考えているようです。
世界中でビットコイン決済が使われる日も近い
ビットコイン決済を導入しているのはPornHubだけではありません。
先日は、大手旅行サイトのExpediaもビットコイン決済の導入を発表しました。
この2つのサイトに共通して言えることは、世界中のユーザーが利用しているということです。
仮想通貨は、特定の地域でのみ利用されるようになってもあまり意味がありません。
世界中で使われることによって、ようやく法定通貨とは異なる通貨としての立ち位置を確保できるのです。
日常的に決済手段として使われるのはまだ先だと思われますが、旅行サイトのExpediaや今回のPornHubのように、特定のジャンルの大手サイトに導入され続ければ、必ず人々に浸透することでしょう。