ビットコインは引き続き下落基調で、遂に円ベースでも年初来安値を更新しました。
今回の上昇から下落までのデータを収集分析したところ、逆張り志向の日本人が嵌め込まれており、
日本時間の大暴落可能性が高まっています。
ビットコインの5月12日の概況について解説します。
(この記事は5月12日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
また下落!5月11日午前7時からの動き
5月11日午前7時、394万円で推移していたビットコイン、ロウソクが消える前に大きく燃え上がるような動きを見せます。
午後2時には416万円に上昇するも、午後4時に393万円に下落、その後再び417万円へと戻すも、午後9時に一気に下落し381万円に、午後11時に418万円に戻したものの、NY時間に売られ、午前6時には364万円へと下落します。
その後午前7時現在は380万円に戻していますが、短期、中期サポートをブレイクしており危険な状態です。
底打ち感は吹き飛んだ形になります。
参考・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-291/
データで正午から午後5時台が買われる
今日は日本の皆さんにとても悲しいデータをお見せいたします。
このグラフは、『どの時間に上がり、どの時間に下がっているか?』を視覚的に確認するべく計算プログラムを作り、5月11日の午前9時から約9週間前までのデータで作成しました。
ロジックは時間足の始値-終値の変動率を計算したあと、スタートを100として各時間で繋いでいます。
(例 0時の始値-終値が+1%なら、100が101とし、1時は101に変動率を掛け合わせる。次の日は前日の2時の数値でスタートしデータを作成する。これらを各時間で繰り返す)
100を下回っていたら、そのパーセンテージ売られ、上回っていたら買われたことになり、右軸のビットコイン価格と共に比較可能です。
4月20日ごろから、深夜0時〜午前11時台は、0-2時の深夜に思いっきり売られていることがわかります。
今度は正午〜午後11時までの比較チャートを見てみましょう。
ビットコイン価格が4月10日頃から下げ基調なのにも関わらず、他は下がっているのに12-14時、15-17時の数字は狂ったように上がっています。
この時間は欧州はまだ早朝で、NYは深夜になる時間です。
日本人のサラリーマンが昼食後、ゆっくりしたところで板が薄く売り手が寝ている間に逆張りの買いを多く入れている説明が一番しっくりくるでしょう。
NY時間で売られて、日本勢は多くの含み損を抱えた状態です。
本日から明日にかけ300万円を割れの可能性?!
ヘッジファンド的な考え方はマーケットでは溺れている者を中途半端な放置しないのが基本です。
今回も買いを多く入れているのは日本時間になるため、日本時間に投げさせ買い戻すべく、ショートの戦略を立ててくるでしょう。
そろそろツメの段階に入りそうで、本日、もしくは12日〜14日がきな臭いです。
少なくとも、正午から午後5時からは飛びついても高値掴みの徒労に終わりそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期、中期共にブレイクされ、拠り所がありません。
買うとするなら、安値を更新しないのを確認し、夜間からでしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスが落ちてこず、431万円の位置のままです。
いよいよ仮想通貨市場の終焉が垣間見得ている、今度戻るのは5年後クラスの危険な状態となります。
まとめ
ビットコインは再び安値を更新しています。
データから、日本勢が多く嵌め込まれており、日本時間の大暴落の可能性が高そうです。
今日から14日にかけてセリングクライマックスになる可能性が高く、正午から午後5時の買いはやめた方がいいでしょう。