オープンメタバース開発企業である「Futureverse」は18日のプレスリリースで、約5400万ドル(約76億円)の資金調達を明かしました。
こちらにはリップル社も参加しており、Fututreverseへ出資しています。
Futureverseのメタバースに対し、仮想通貨XRPが活用される見通しです。
リップル社の協力を受けるFutureverseの動向を見ていきましょう。
要点
米リップル社が参加したメタバース企業の資金調達ラウンドとは
オープンメタバース企業「Futureverse」が18日に開いた資金調達シリーズAラウンドで、リップル社が参加したことがわかりました。
国際送金システムやCBDCなどの分野でも活躍するリップル社ですが、メタバース業界への貢献も目指しています。
企業力の高いリップル社が味方につけば、Futureverseのゲームが話題になるかもしれません。
Futureverseは今回のラウンドで、5400万ドル(約75億円)を調達しています。
ここでは出資企業にリップル社も含まれました。
調達資金の用途はメタバースだけでなくAI、ブロックチェーンの開発にも用いる予定です。
とくにブロックチェーンの開発分野で、リップル社の協力を期待できます。
Futureverseはリップル社という強力な味方をつけています。
資金調達をきっかけに、本格的なWeb3製品を作り出すかもしれません。
Twitterでは以下の口コミがありました。
Futureverseはオープンメタバースの開発企業
Futureverseはオープンメタバースの開発企業です。
ゲームやアプリに対応したプラットフォームとして「Futureverse Platform」を開発しています。
このプラットフォームを使い、さまざまなゲームやアプリが提供可能です。
同じ場所を使うゲームやアプリ同士で、アイテムやキャラクターなどの相互連携があるかもしれません。
Futureverseが手がけるオープンメタバースとは、複数のプロジェクトによる相互運用が可能です。
ゲームやアプリの垣根を超えたコラボレーションもしやすいでしょう。
一方でひとつの企業が手がけるものは「クローズドメタバース」と呼ばれます。
オープンメタバースではプロジェクトやサービス同士の連携により、ユーザーが喜ぶイベントや製品を作り出せるでしょう。
世界的に認知されれば、Futureverseが歴史に名を残すかもしれません。
Futureverseに仮想通貨XRPも活用へ
リップル社はFutureverseに対し、仮想通貨XRPの提供も視野に入れています。
Futureverseのパブリックブロックチェーン「The Root Network」は、分散型台帳「XRP Ledger」に対応するしくみです。
そのためガス代の支払いに、XRPを使えます。
さらにXRP Ledger上のNFT規格「XLS-20」にも対応しており、リップルの技術が強く関わる形です。
The Root Networkも、メタバースアプリやゲームの体験ができるように作られました。
ここから生まれるゲームに、XRPを持参できるかもしれません。
Futureverseの開発システムには、リップル社のカラーが反映されています。
開発アプリやゲームの認知度向上に従い、XRPの需要も広がるでしょう。
まとめ
Futureverseの資金調達ラウンドにリップル社が参加して話題になりました。
Futureverseのブロックチェーン「The Root Network」には、仮想通貨XRPが活用される見通しです。
ここから生み出されるアプリやメタバースでも、XRPが使えるでしょう。
以上から仮想通貨としての需要拡大も見込めます。
リップル社とFutureverseの今後の展開から目が離せません。