株式会社リミックスポイントが12日に、SBIホールディングス株式会社との資本業務提携を明かしました。
リミックスポイントは日本の仮想通貨取引所であるbitpointの親会社にあたります。
今回の提携には、メタバースファンド共同設立計画も関わっているようです。
リミックスポイントの発表について、詳細をまとめました。
要点
リミックスポイントとは?
リミックスポイントは、国内の仮想通貨取引所であるbitpointの親会社として活躍中です。
ほかにも以下のように、さまざまな事業を手がけています。
・省エネソリューションの案内
・補助金支援コンサルティング
・EMSエネルギーマネージメント事業
・ZEB(Zero Energy Building)
・省エネ設備レンタル事業
このようにリミックスポイントはエネルギーを中心に、多種多様な事業を展開しています。
とくに省エネ設備を通して、環境にやさしい社会づくりをテーマに掲げているようです。
リミックスポイントは仮想通貨だけでなく、省エネ設備業界でも名を上げようと奮闘しています。
SBIとの提携について
リミックスポイントとSBIホールディングスの資本業務提携により、株式の移動がありました。
まずSBIホールディングス側は市場買付として、リミックスポイント株式の約5%を新しく得ています。
続いて子会社であるbitpointホールディングスは、SBIファイナンシャルサービスに株式の51%を譲渡しました。
51%は総議決権の過半数を超えるので、bitpointホールディングスの経営内容をSBIファイナンシャルサービスが決められます。
SBIグループは、SBI VCトレードという仮想通貨取引所を運営中です。
株式やFX会社の運営でも実績を上げているだけに、今回の提携でも勢力拡大を狙っているでしょう。
リミックスポイントとの提携が、将来に与える影響に注目です。
今回の提携には、以下の口コミが寄せられています。
リミックスポイントとSBIの提携目的は?
2社の提携目的は以下のとおりです。
・メタバース共同設立を含めた、Web3.0事業推進に向けた協業
SBIグループによるリミックスポイントのサポートで、bitpointの取引所としての活性化が望まれます。
国内トップクラスの規模を誇る金融グループに助けてもらえれば、bitpointとしての信頼性が上がるかもしれません。
より多くのユーザーが、bitpointで仮想通貨を取引する可能性さえあります。
たとえばbitpoint内で、仮想通貨の取引が活発になったとしましょう。
SBIのサポートを受けてサービスを見直した結果、bitpointでの流動性が向上する形です。
以上の結果になれば、リミックスポイントとSBIホールディングスの提携は、仮想通貨ビジネスとしてうまくいったことになります。
株式やFXビジネスでも実績があるSBIグループが、bitpointを変えるかもしれません。
一方でリミックスポイントは、SBIとの提携でメタバースファンド共同設立を目指しています。
近年さまざまな企業がメタバースに参入しているため、その流れを受けたのでしょう。
国内でもCoincheckがメタバースに土地を持っているだけに、リミックスポイントも後を追う展開が予想されます。
メタバースではアイテムやキャラクターなどの取引に、独自のトークンを使います。
このトークンは仮想通貨払いによる入手もあるため、取引所はメタバースビジネスで有利でしょう。
仮想通貨のノウハウがあるリミックスポイントとSBIホールディングスなら、メタバース分野での協業がうまくいくかもしれません。
まとめ
リミックスポイントとSBIホールディングスの提携が話題になっています。
前者は国内仮想通貨取引所のbitpointの親会社であり、後者のグループはSBI VCトレードを運営中です。
仮想通貨取引所が関わる2つのグループが手を組めば、業界に新しい流れができるでしょう。
今回の提携を通して、メタバースファンド設立も視野に入っています。
以上も踏まえ、リミックスポイントの新しい展開に期待しましょう。