先週のリップルの相場は、下落トレンドに拍車がかかったように見えます。
5日連続の安値にいたり、相場はついに100円を下回ってしまいました。
SWELL開催から興味を失った投資家からの売り注文が相次いでいるのでしょう。
今後も決め手がなければ、リップルの価格はどんどん安くなっていきそうです。
現状を解説します。
要点
先週のリップル相場まとめ
先週のリップルの相場を確かめましょう。
GMOコイン販売所の日足チャートを参考にしています。
先週のリップルは、価格下落が目立ちました。
12月1日から5日連続で値下げが確定しています。
1日の始値は112.630円でしたが、5日の終値が89.062円です。
この期間において約26.5%も下落しました。
4日にいたっては最安値が66.180円になるなど、下落トレンドのなかにも不安定な様相さえ見えます。
リップルが調子を取り戻すにはまだ時間がかかりそうです。
リップルの価格下落の要因は?
リップルの価格下落の要因として、以下の2つが考えられます。
・ビットコインの不安定な相場につられている
SWELLはリップルにとって、1年でもっとも重要とされるイベントです。
通貨を発行するリップル社が主催するカンファレンスで、同社から新たなプレスリリースが出たり、仮想通貨の現状や未来が語られたりします。
しかし開催が終わってから、リップルに関する前向きな情報が少なく、相場が冷え込んでいます。
開催により関心を失った層による売り注文が続いているようです。
また先週はビットコインの相場が不安定になったため、リップルがそれにつられている影響も考えられます。
とくに4日に極端な安値を示す現象は、ビットコインにも見られました。
今後もリップルに決め手がない限り、他の仮想通貨と同様に下落トレンドをたどりそうです。
今後のリップルの価格予測は?
これからのリップルも、しばらく価格下落が続くでしょう。
先週、前向きな関連ニュースがとくに見られなかったからです。
SWELL開催後から長く下落トレンドが続くのは、前年や前々年でも見られました。
開催によって興味を失った層による売り注文が続くのは、リップルの宿命に近いでしょう。
リップル社が展開する送金ネットワーク「RippleNet」や、通貨としてのXRPなどに大きな動きがない限り、現在の下落トレンドが好転する見通しはなさそうです。
利益を狙っての買い注文は、今はおすすめできません。
関連ニュースや公式発表を定期的にチェックしながら、価格の冷え込みが終わるのを待つしかないでしょう。
トレンド反転に備えた口座開設も選択肢
リップルの上昇トレンドへの転換に備えて、口座を開くのも選択肢です。
価格の下落は、それだけ多くの通貨をお得に買いやすくなったことを意味します。
いつ上昇トレンドが来てもよいように、口座だけでも開くとよいでしょう。
おすすめはGMOコインです。
日本円による即時入金の手数料が無料で、取引手数料も販売所ならかかりません。
また現物の取引所だと、指値注文でかかるMaker手数料が-0.01%とお得です。
取引所の環境によって、リップルの買いやすさが変わります。
その点でもGMOコインへの新規口座開設は、リップルで利益を得る準備として有用でしょう。
まとめ
リップルの下落トレンドが止まりません。
先週は4日に極端な安値を記録するなど、不安定な様相さえ感じられました。
とくに前向きなニュースもなく、今後も価格の冷え込みが続きそうです。
しかしいつ上昇に転じるかわからないため、転換に備えた準備をするとよいでしょう。
リップル相場の逆転が望まれます。