下落トレンドが続いていたリップルですが、今週はレンジ相場でした。
リップルはSWELL開催以後、大幅下落を記録する日があるなど落ち込みが続いていました。
今回下落の幅が狭かったことが、上昇トレンドに転換するサインとなるのでしょうか。
最近のリップルの相場をまとめました。
要点
目次
今週のリップル相場
今週のリップル相場をチェックしましょう。
GMO販売所の日足チャートで検証します。
6日から3日連続で値上がりしたあとに、9日から下落が続いています。
6日の始値は89.062円で、8日の終値は97.826円でした。
約9.8%の値上がりになりました。
しかし9日~11日は下落が続いています。
9日の始値は97.823円でしたが、11日は93.044円です。
約5.1%の値下がりになりました。
12日も画像撮影の22時56分時点では前日比で低いですが、下げ幅は狭いといえます。
以上から今週のリップルは一進一退の相場です。
下落時の下げ幅が小さくなっている
今週のリップルは先週と違う動きを見せています。
価格下落時の下げ幅が小さいからです。
12月1日~5日の価格下落時より、今週の方が小規模にとどまっています。
12月1日の始値は112.630円、5日の終値は89.062円でした。
下げ幅は26.5%です。
リップルは11月において16日、26日にも大幅な下落を見せていました。
しかし今週はそのような動きが見られません。
下落トレンドに歯止めがかかりはじめたようです。
今後のリップルの動向は?
今後のリップルの動向は、移動平均線同士の交差と、前向きなニュースがカギをにぎります。
来週~再来週にゴールデンクロス実現か?
リップルの上昇トレンド転換のカギは、ゴールデンクロスにあります。
短期の移動平均線が、長期の線を上から突き抜ける現象です。
これが起きると、相場上昇につながるケースが多いといえます。
GMOコインの販売所におけるチャートで、5日と25日の各移動平均線の位置関係を見ましょう。
青い線が5日、赤い線が25日です。
赤い線はなだらかに降下中ですが、青い線の降下は止まり、なだらかに上がりはじめています。
青い線が下から赤い線を抜ければ、ゴールデンクロスの発生です。
画像を見る限り、来週か再来週に交差が生まれ、トレンドを転換させるかもしれません。
リップルの価格上昇につながるニュースは今のところなし
リップルの価格上昇につながる報道は、今のところ見られません。
今週はリップル社の要人の発言がありましたが、それはビットコインへの言及でした。
リップルの共同創業者にして会長を務めるクリス・ラーセン氏が、ビットコインのPoW(プルーフ・オブ・ワーク)の廃止を訴えています。
ビットコインではマイニングによる電力消費量が大きいことが問題とされてきました。
PoWから別のコンセンサスアルゴリズムに変えることで、特殊な機械に頼る難しいマイニング方法がいらなくなります。
少ないエネルギー消費量でマイニングができれば、電気代のような経費も少なく、報酬による利益も大きくなるでしょう。
しかし今週のリップルにおいて、相場以外に目立ったニュースはこれだけです。
社内で他の仮想通貨への言及があるだけでは、相場にあまり影響しないでしょう。
来週大きなニュースがあるかもしれませんが、現時点で価格上昇のサインにつながる報道は見られません。
しばらくはリップルのテクニカル分析を進め、価格上昇のタイミングを見極めた方がよさそうです。
まとめ
リップルは下落トレンドが続き、 100円を割ってしまいました。
しかしトレンド転換が近そうです。
今週は大幅な下落になった日がありませんでした。
来週か再来週になれば上昇トレンドが再開するかもしれません。
価格上昇に備えて、今買うのも選択肢です。