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リップル社が2022年第3四半期レポート 同社XRP保有量が流通量の半分以下に

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米リップル社は27日に、2022年第3四半期のレポートを発表しました。
同社は仮想通貨としてのリップル(XRP)や企業活動について、透明性を示すために定期的レポートを出しています。
今回は同社によるXRP保有量の少なさや、ブラジルにおけるODL(オンデマンド・リクイディティ)稼働などがテーマになりました。

リップル社の最新レポートについて、詳細を解説します。

 

要点

・リップルの第3四半期レポート
最新レポートではリップル社のXRPの保有量の少なさや、ブラジルでのODL稼働などが話題になっています。

 

リップル社最新レポート要約

リップル社は27日に、2022年第3四半期のレポートを公開しました。
それによると主なトピックは、以下の3つです。

・リップル社によるXRP保有量が、総供給量の半分以下になった
・ブラジルでのODL稼働
・XRP売上高は3四半期連続で増加傾向

このように新しい地域での開拓や、売上増加傾向など、ポジティブなものが見られます。
それぞれの詳細を見ながら、今後の投資に役立ててください。

リップル社の最新レポートについて、Twitterからは以下の口コミがありました。

 

 

 

リップル社保有XRPは初めて総供給量の半分以下に

仮想通貨XRPは、リップル社も保有しています。
しかし第3四半期のレポートでは、その保有量が初めて、総供給量の半分以下になりました。

これは流通総数の1000億XRPのうち、リップル社の持ち分が500億XRPを下回ったことを意味します。
市場に出回っているぶんと、ユーザー保有分の通算の方が多いのです。

以前リップル社はXRPの保有量の多さから、XRP Ledgerの一方的支配をしているとの指摘を受けていました。
しかしCoinpost報道によると、企業側は否定しています。

リップル社は保有量を少なくすることで、自由取引をアピールしているようです。
 

ブラジルでのODL稼働

リップル社は最新レポートで、ODLの拡大を強調しています。
ODLとは「オンデマンド・リクイディティ」の略で、XRPベースの決済システムです。
日本円から米ドルのように、特定の法定通貨を別種に替えるとき、一旦XRPに換えてから相手通貨に替えます。

ここでのXRPはブリッジ通貨と呼ばれ、国際送金の高速化に一役買う形です。

今回のレポートでリップル社は、ブラジル-メキシコ間でのODL稼働開始を示しました。
ラテンアメリカ地域でのXRPの優位性を示す狙いでしょう。
以上からODLの浸透には、これからも注目です。
 

XRP売上高が3四半期連続でアップ

リップル社の最新レポートによると、第3四半期のXRP売上高は、増加傾向を守っています。
この時期の売上高は約25億895万ドル(約3699億5722万円)です。
2022年第1四半期の約13億5429万ドル(約1996億9683万円)、第2四半期の約21億2592万ドル(約3134億7753万円)に続いて、3四半期連続の増加になりました。

売上増加についてリップル社は、ODL拡大を主要因としています。
リップル社はセカンダリー市場でXRPを買っていますが、ODLの売上によって、購入数量も大きくなるでしょう。
収益増加による積極的投資にも拍車がかかりそうです。

XRPはどこまで売上を伸ばすのでしょうか。
 

まとめ

リップル社は2022年第3四半期のレポートをまとめました。
この内容から見ると、好調な経営継続がわかります。

たとえばODLはブラジルでの稼働開始をはじめ、世界的な浸透を見せています。
仮想通貨としての売り上げも伸びるなど、順調な様子です。

2022年はリップル市場も世界的なインフレの影響で、暴落を受ける場面がありました。
しかし企業としては、引き続き積極的活動で結果を出しています。
第4四半期の動向にも期待しましょう。

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