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SBI Ripple Asiaが主導する証券コンソーシアムが発足
19日、リップル社とSBIホールディングスの合弁会社SBI Ripple Asiaが「証券コンソーシアム」が正式に発足しました。
発表自体は今年の1月にされていましたが、その時よりも参加企業が増え、結果的に35社が参加することとなりました。
コンソーシアムとは?
コンソーシアムとは共通の目的をもった組織や人の団体、または共同事業のことをいいます。
今回の「証券コンソーシアム」は簡単にいってしまえば、「証券会社団体」です。
SBI以外にも、仮想通貨取引所として普段はライバル同士の企業が参加しています。
証券コンソーシアム参加企業
・株式会社SBI証券
・マネックス証券株式会社
・楽天証券株式会社
・GMOクリック証券株式会社
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
等、その他多数の有名証券会社が参加
コンソーシアムの目的は?
では、この団体の目的は何でしょうか。一言でいうと「新たな金融インフラの構築」です。
金融インフラは「金融システム」と同じ意味ととらえていいでしょう。
例えば、電子マネーによる決済、国際送金、それ以外にも現在、金融システムの基盤となるシステムのことですね。
要するに、「企業の垣根を越えて現在の金融の技術・仕組みを新しくしていこうよ」というのが今回発足されたコンソーシアムの目的です。
ブロックチェーンだけではなく人工知能や生体認証も
ブロックチェーンに関しては、仮想通貨としての利用だけではなく、金融の安全性や効率性など幅広い用途を目指しています。
リップルは、国際送金を素早く完了し、送金アプリの提携サービスなど多々ありますが、イメージとしてはリップルが現在行っている活動と同じでいいでしょう。
また、ブロックチェーンに限らず、人工知能や生体認証といった次世代の技術の活用も目指すとのことです。
リップルがSWIFTと提携したら価格が上昇する?SWIFTとは何か
18日、海外ユーチューバーとして知られるThinking Cryptoが興味深い投稿をしました。それはリップルとSWIFTの提携です。
動画は20日時点で、2万回近く再生されており、現在でも閲覧できます。
SWIFTとは
SWIFTは1973年にベルギーで設立された共同組合形式の団体です。
このSWIFTですが、リップルの重役がインタビューなどで「唯一のライバル」として名前を上げています。
なぜなら、SWIFTは現在の銀行の国際送金のプラットフォームを提供しているからです。
ブロックチェーンではありませんが、リップル社が目指すヴィジョンをすでに叶えてる企業ともいえます。
そして、SWIFTの規模は今や世界的なものになり、ほとんどインフラ的性格を帯びています。
そのため、1998年からはベルギー国立銀行が首席監督機関をつとめ、G10諸国の中央銀行と協力し、SWIFTを監視・評価しています。
リップルとSWIFTの利益は一致する?
Thinking Cryptoによると、リップルとSWIFTの利益は一致することから提携または買収の可能性があるとのことです。
①リップルにとってはSWIFTの顧客を獲得でき、また目標である世界的な金融インフラとなりえる
②SWIFTにとっては次世代の技術を用いて自社のシステムを一新できる
確かに、こう考えれば利益は一致しますね。その意味では、可能性は0ではないと考えてもよさそうです。
仮想通貨の安定株としてのリップル
ビットコイン、イーサリアムなど、仮想通貨の多くは技術的な開発段階で、賛否両論が途絶えません。
その中でも、リップルだけはずば抜けて優れていると考えられます。
なぜなら、世界的な銀行・企業との提携は「リップルがいいか・悪いか」ではなく「リップルを使ってどうするか」という次の段階にきているからです。
先週には、サンタンデール銀行がリップルの技術を用い世界で初の送金サービスを始めたのも話題になりましたね。
今後もリップルに関するニュースには期待出来そうです。
youtubeリンク:https://www.youtube.com/watch?v=zlMBewj9seQ
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