6月17日にリップル社は「FLUFWorld」との提携を明かしました。
提携を通し、NFT取引や鋳造が可能なオープンメタバース「Futureverse」を作る計画です。
リップル社はこれまでも世界中で数々の機関と提携しつつ、独自のサービスを築いてきました。
メタバースへの進出にも注目が集まりそうです。
リップル社とFLUFWorldの提携について、詳細を解説します。
要点
リップル社とFLUFWorldの提携について
リップル社は6月17日にFLUFWorldとの提携を明かしました。
訳:我々はFLUFWorldと提携し、実生活に「オープンメタバース」をもたらす予定で、ルートネットワーク上でNFT鋳造やネットワーク内トークンの売買取引ができるメタバースプロジェクトを目指す。これはネイティブ資産としてのXRPをともなうXRPLに基づく。詳しくはこちら
今回の提携でリップル社は、同社からメタバースを生み出すことが目的です。
開発予定の新しいメタバースは「Futureverse」という名称に決まりました。
こちらはブロックチェーンの一種である「ルートネットワーク」をベースにしています。
ルートネットワークは、リップル社開発のXRP台帳を使ったブロックチェーンシステムです。
トークン状態の資産の取引や、決済を進めるためのネットワークになります。
そこでは大規模な流動性や、多数の決済を進めるうえで、XRP台帳が役立つしくみです。
開発チームは、2022年第3四半期までの稼働開始を目指しています。
ルートネットワークのコンセンサスアルゴリズムは、PoS(プルーフ・オブ・ステークス)です。
PoSはイーサリアムのアルゴリズム移行先として、最近話題になっています。
ネットワーク内でメンバーは、運用に関する議決や、ノード運営などを進められるしくみです。
システムとしては、エネルギー消費を抑えながらの運用ができます。
最先端技術のあるルートネットワークがあれば、Futureverseの利便性に期待できるでしょう。
リップル社とFLUFWorldとの提携について、以下の口コミが寄せられています。
FLUFWorldとは?
FLUFWorldは、アバターを登場させられるメタバースプロジェクトのひとつです。
この次元内では、3Dでできたウサギたちが登場します。
彼らはFLUFWorldのアルゴリズムによって、ランダムで作られたキャラクターです。
コミュニティ内ではオンラインストアがあり、ミュージシャンによるライブも開かれます。
さらにユーザーはFLUFで使える音楽や背景を自由に決められるので、趣味に合わせて楽しめるでしょう。
現在もさまざまなゲームでFLUFを使えるシステムの開発が続く状況です。
FLUF Worldはウサギのアバターを通し、ユーザー同士で触れ合えるメタバースです。
まとめ
リップル社がFLUFWorldとの提携を発表しました。
今回は新しいメタバースとして「Futureverse」を作るのが目的です。
FLUFWorldは多数のウサギのアバターが登場するメタバースとして、すでに話題になっています。
Futureverseの製作において、リップル社はFLUFWorldとノウハウを共有しつつ、新しい仮想世界を作るのでしょう。
今回の新メタバースでは、ルートネットワークがベースになっています。
2022年6月18日時点でまだ稼働していませんが、XRP台帳の助力によりスムーズな運用が期待できます。
仮想通貨としても話題のリップルがメタバースで話題になれば、業界で注目を集めるでしょう。
今後の動向に期待してください。