4日に開催されたフィンテックイベント「Money 20/20 Europe」にリップル社CEOガーリングハウス氏が参加しました。
その後のCNBCのインタビューで「来年末までには、数十の銀行がXRPを使用すると考えています」と発言し注目を浴びています。
要点
・Money 20/20 Europe
世界中の銀行が集まる最大級の金融カンファレンスです
・来年末までに複数の銀行がXRPを利用するのに期待?
ガーリングハウス氏の発言通りになれば来年末までに複数の銀行がXRPを使うことに。
今後の展開に注目が集まっています。
ガーリングハウス氏の発言通りになればリップル社に大きな進展か
ガーリングハウス氏は発言したのは、CNBC内のインタビューでのことです。
世界最大級の金融カンファレンスのあと、CEOが直接コメントしたので、信憑性は高いでしょう。
ただし「考えています」という文言をつかっているので、まだ決まった事実ではないというは注意しておきたいですね。
え、これホント!?
「大手銀行がxRapidを今年中に使う」
"I have every confidence that this calendar year major banks will use xRapid as a liquidity tool"https://t.co/sfFQ2wmoZ0— てにったー (@tenitoshi) June 5, 2018
xRapidとは
簡単にいうと、リップル社の製品です。
リップル社はユーザー(主に企業)の目的別に3つの製品を提供しています。それが、xRapid、xCurrent、xViaです。
大手の銀行がxRapidを採用する=銀行がxrpを採用すると考えていいでしょう。
ビットコインとの比較についてコメント
インタビュー内で、ガーリングハウス氏はビットコインについてもコメントしています。
ツイッターCEOの「ビットコインは10年後に世界共通通貨になる」という発言に対しては一定の役割をもつが万能薬ではないという意見のようです。
また「XRPはビットコインより数千倍高速で、またトランザクション毎にごとに千倍安い」とも発言しています。
ガーリングハウス氏は先日もビットコインとXRPの価格が連動することがなくなると発言し話題となりました。
要するに今後、仮想通貨は専門的な役割が強まっていくということをいいたいのでしょう。
たとえば、XRPは送金専門の仮想通貨、ビットコインは価値保存のため、などです。
XRPが実用段階にきている
リップル社はこれまで多くの大手企業や銀行と提携を発表してきました。
しかし、2018年に入ってからは「XRPを実際に使った取引」というステージに移行しているようにも思えます。
サンタンデール銀行はリップルのブロックチェーンを利用したアプリをリリースしましたが、なんと顧客の50%がリップルブロックチェーンを利用しているようです。
リップルのパートナー サンタンデール銀行 のアプリの英語説明資料を翻訳。
・3クリック・40秒で海外送金可能。(DLT技術を活用)
・スペイン・ブラジル・イギリス・ポーランドで開始。
・送金前に手数料がわかる。
・狙う市場規模は1.3兆円。
便利そうですね~ #リップル #ripple #仮想通貨 pic.twitter.com/ragOyPvB6M— こぺる@リップル/仮想通貨 (@coperu100) March 26, 2018
凄まじい!サンタンデール銀行が海外送金の約50%をRipple(リップル)を利用
— XRP億りっぷるん(リップル)@仮想通貨モンスター BITMEX推し (@coinpicksjapan) June 6, 2018
まとめ
まだ確定した事実ではありませんが、サンタンデール銀行のアプリを考えると、ガーリングハウ氏の発言通りになってもおかしくはありません。
そうすれば、XRPの価格上昇にも期待でき、リップル社にとって大きな進展となります。
今後もXRPを実際に銀行が使う、XRPを使ったアプリが登場する可能性もあるので、そちらも期待できそうです。
今回のガーリングハウス氏の発言については、続報を待ちましょう。