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ソラナがメインネットでの混雑軽減策を本格化へ スケーラビリティ問題解決に乗り出す

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ソラナは10日、混雑緩和策に向けた「適時投票クレジット」の承認を発表しました。
4日からネットワークの混雑や、処理速度低下が問題になっており、その解決案が確立した模様です。
市場は下落トレンドの最中で、トラブルへの対応による好転はまだ見られません。
しかしソラナの対応は、将来的な評価へつながるでしょう。
ネットワークの近況について、詳しく解説します。

要点

・ソラナが混雑緩和策に乗り出す
混雑緩和のため適時投票クレジットの実装を見据えており、ネットワークの利便性向上が見込まれます。

 

ソラナの混雑緩和策「適時投票クレジット」

ソラナは10日、公式Xアカウントで「適時投票クレジット(Timely Vote Credit)」の承認を発表しました。

スピーディな投票を促し、ネットワークを混雑させない機能です。
こちらが実現すれば、ブロックの確認や生成も短時間で済ませられます。

ソラナの発表によると適時投票クレジットの提案が、バリデーターのガバナンスの承認を受けました。
ネットワークの賛成を受けたため、今後メインネットへ実装される見通しです。
参加者にとっては新機能のおかげで、ネットワークを使いやすくなるでしょう。

ソラナは4月に入ってから、処理速度の低下が指摘されていました。
アクセススピードの低下に悩んだユーザーは、問題の解決を喜ぶでしょう。
ソラナは新機能でネットワークの改善に乗り出しており、今後の進展が注目されます。
 

ソラナは4月に入ってから処理速度低下が問題に

ソラナは4月4日から、処理速度低下が起きるようになりました。
Coinpostによると、PoWマイニングプロジェクトの「Ore(オーア)」が原因とされます。
OreはソラナのDAppsの一種で、当時ソラナ取引の12%以上にかかわっていました。
こちらへのアクセス殺到やスパム取引が起きた結果、スケーラビリティの問題が起きたようです。

Oreは4月3日にローンチされたばかりですが、需要の過熱だけでなく、不正アクセスの影響も受けていたのでしょう。

CoinpostによるとOreは9日時点で、利用数がソラナ内でトップクラスでした。
取引数は1200万以上を数え、ユーザー数は12万4865を数えています。

Oreの注目度が高すぎたため、ネットワーク自体が過剰な負荷を受けていたのでしょう。
以上を受けてソラナが、緩和策に乗り出した形です。
 

迅速な対応でソラナの価値が上がるか

ソラナはスケーラビリティ問題を受けて、対応策を示しましたが、まだその影響は出ていません
GMOコイン販売所の日足チャートで、最近の値動きを見ていきましょう。

トラブル発覚があった4日時点で、ソラナの下落トレンドが始まっていました。
10日に改善策の承認があったものの、同日も前日から値を下げています。
以上から市場好転には結びついていません。

ソラナの「適時投票クレジット」は、ネットワークの利便性を守るでしょう。
市場への影響は小さいといえますが、参加者を守るために有意義です。
将来的な高評価を支え、価値上昇に結びつく可能性はあります。
ソラナの価格上昇は、今後の認知度向上にかかっているでしょう。
 

まとめ

ソラナは4月からネットワークのアクセススピードが落ちていました
改善策のため「適時投票クレジット」を設け、スケーラビリティ問題の解決に乗り出しています。
本記事投稿時点では、市場好転につながっていません。
しかし適時投票クレジットは、ネットワークのスピーディな稼働に役立つでしょう。
ソラナの利便性を支えることで、今後の価格上昇を助けそうです。

今回のネットワークの問題に対して、ソラナは迅速な対応を試みています。
以上から今後も、多くのユーザーから利便性が評価されるでしょう。

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