XRP保有者におよそ1:1の割合で配布される予定のSparkトークンが、6日午後16時よりbitrueで事前取引出来るようになりました。
Sparkトークンそのものの配布は2021年後半頃を予定していますが、この事前取引によっておおよそのSparkトークンの価格を確認することができます。
現時点では、まだ取引が始まったばかりということもあり価格の変動が激しいものの、一時はXRPの価格を超えることもありました。
Sparkトークンの事前取引が始まる
6日16時頃、取引ペアにXRP基軸を採用したことで話題になったbitrueが、Sparkトークン(FLR)の事前取引を開始しました。
事前取引とは、まだ実体のないものをあると仮定した上で行われる取引です。
Sparkトークンの配布は2021年後半を予定していますが、この事前取引によって配布前からトレードをすることが出来ます。
なお、bitrueの事前取引によって獲得したトークンは、将来的にSparkトークンと交換することが可能です。
価格の変動が続く
Sparkトークン(FLR)の事前取引は、インドの仮想通貨取引所Giottusでも既に実施されており、そこでは1FLR=15インドルピー(約21円)とおおよそXRPと同じ価格で取引されていました。
その為、bitrueで取引が開始された場合も、同じ価格で落ち着くものだと思われておりました。
しかし、取引開始早々から1FLR=1.5XRP(約35円)に到達したかと思いきや、その後すぐに1FLR=0.3XRP(約7円)まで下落するなど激しい価格変動を見せております。
Sparkトークン自体まだ配布されていないことや、取り扱いをしている取引所の少なさ、そして出来高の少なさなど様々な問題があることから、当面の間は不安定な価格変動が続くと考えられるでしょう。
なお、bitrueの取引を行うには本人確認手続き(KYC)が必要であり、米国とシンガポールのユーザーは利用が出来ません。