今週、リップルが単独で上昇する場面もあり、メディアでは話題になった1週間でした。
SWELLも近づいているということもあり、昨年のSWELL前後のリップルの動きを復習しつつ11月に備えましょう。
要点
SWELL2018の復習と直近のリップルの値動き
SWELL2019が11月7日から8日に開催されることもあり、リップル界隈で価格動向が注目されています。
昨年は米国元大統領、クリントン氏が登壇したことも話題になりました。
昨年の「SWELL2018」前後のリップルの動きが下記になります。
XRPUSD 日足 2018年9月~11月
SWELL2018は10月4日、5日に開催されましたが、リップルはおよそ2週間前から思惑で価格が上昇。
実際、SWELL2018開催時には価格が下落し「セル・ザ・ファクト」の動きとなりました。
セル・ザ・ファクト・・・噂で買って事実で売れ。金融用語。ある大きなイベントがあったとき、それまで期待感で価格が上昇し、実際にイベントが過ぎると投資家が利確し価格が下落する現象。
直近のリップルの動きが下記になります。
XRPUSD 2019年9月~
リップルは9月末から価格が上昇しており、SWELL前に価格が上昇しているという意味では昨年と似たような値動きをしています。
これらを踏まえれば、SWELL2019後に価格が下落するというシナリオも念頭に置いておいた方がよさそうです。
もちろん、SWELL2019でポジティブなビッグアナウンスがされれば価格上昇する可能性はありますし、必ず「セル・ザ・ファクト」が起きるというのは断定できません。
直近のリップル動向
今週はカナダ大手取引所がアナウンスしていたXRPに関するビッグプロジェクトの詳細が明らかに。
内容はXRPブロックチェーン上にDEXを開設するというもので、今後の動向も引き続き注目でしょう。
また、上記の直近チャートをみればわかる通り、リップルは現在短期的な上昇トレンドといっても良いでしょう。
ビットコインは相変わらず横ばいを続けていますが、リップルは日のボラティリティー(変動率)もかなり高まっているので、急激な価格変動にそなえつつも来週以降、引き続き値動きに注目です。
まとめ
リップルは今週、単独上昇する場面もあり、SWELL2019も近づいていることからメディアの話題に。
昨年のSWELL前後を復習してみると、開催時には「セル・ザ・ファクト」が起き、価格が下落したのは念頭においておきたいところです。
もちろん。今年の値動きが昨年と同じになるとは限りませんが、いずれにせよSWELL2019へ向けてリップルが動意づいているので、来週以降も値動きには注目したいところです。