7日からリップル社主催カンファレンス、SWELL2019が開幕しましたが、同日XRPの価格は大幅下落。
昨年も似たような値動きとなっており「セル・ザ・ファクト」の動きとみて良いでしょう。
要点
リップル暴落・・・
待望のSWELL2019が7日から開催されましたが、リップルは午前9時に34円の高値をつけると、その後暴落。
19時ごろには一時30円の安値をつけており、値幅で4円も暴落しました。
リップル円チャート 5分足 7日
チャート参照:https://cc.minkabu.jp/pair/XRP_JPY
なぜ好材料となったSWELL2019で価格が下落したのか、理由は現時点で2つ挙げられるでしょう。
①「セル・ザ・ファクト」に利益確定売り
②ビットコインと連動した価格下落
すでに10月の時点で述べていましたが、昨年のSWELL2018開催時も、リップルは「期待感で買われイベント通過後に価格下落」という動きがありました。
このようにイベントを通過すると価格が下落するのは、株・為替の世界ではある意味で常識的な動きでもあり、今回もSWELL2019で予想以上のサプライズがなかったため、投資家が利益確定の売り注文を出したというのが有力な説でしょう。
もうひとつあげるとすれば、7日の仮想通貨市場はビットコイン含め市場全体が軟調な動きとなったため、単純にリップルの価格も下落したと考えることができます。
SWELL2019開催
With the growth of #RippleNet and adoption of On-Demand Liquidity, our strong momentum continues a year after launching #ODL at #SwellbyRipple. https://t.co/ToyualPEct
— Ripple (@Ripple) November 7, 2019
リップルネットの成長とともにOn-Demand Liquidityの採用により、当社の強力な勢いは発売後1年継続します
リップル社はSWELL2019開催で、最新の記事を公式サイトに発表。
リップルネット加入企業は300社を超えた他、取引数も急激に増加しており、2019年は「ベストイヤー」といえるほど成長した年になったと自信をみせました。
しかし、直接価格上昇につながるような大きな発表は1日目はなかったため、それが今回の暴落の要因になったとも考察できそうです。
SWELL2019は本日も開催されるため、また何かあればこちらのブログでもお伝えしたいと思います。
まとめ
7日からリップル社主催カンファレンス、SWELL2019が開幕しましたが、同日XRPの価格は大幅下落。
その原因としては「セル・ザ・ファクト」による利益確定の動きと、ビットコインに連動した価格下落と今のところは考えられそうです。
とはいったものの、SWELL2019は本日も開催され、まだ値動きはどうなるかわからない部分もあるので、引き続き価格動向は注目となりそうです。