経済や金融の情報発信をしている大手メディアブルームバーグのジャーナリストであるTracy Alloway氏がビットコインを肯定するような発言をしました。
Tracy Alloway氏は、以前までビットコイン懐疑派として有名であった為、業界からは驚きの声が挙がっています。
半減期以降、価格の向上や大手企業の参入などにより、ビットコインに対する考え方は変わっていくのかもしれません。
ビットコインに対する考えが変化
ここ数ヶ月の間に、ビットコインに懐疑的だった人々が続々とビットコインに肯定的な考えを示すようになってきているようです。
ブルームバーグのジャーナリストであるTracy Alloway氏もその一人であり、彼は過去にビットコインに対して懐疑的な発言をしていました。
しかし、先日の投稿では、今はビットコインに強気で、これから価値が上がる金融資産だろうと述べています。
その理由として、中央銀行がお金を印刷し続けていることによって引き起こるインフレのヘッジであることや、資産運用会社が流れ込んできていることを挙げています。
他にも、ビットコインはより公正な社会、より包括的な金融システム、人々が自分の希望と夢を投影できるものと考えているようで、非常に完璧な金融資産であると認めました。
市場の考えも変化しつつある
ビットコインに対する考えが変わったのは著名人だけではありません。
一般投資家からの意見も変わりつつあるのです。
特に最近目立つのが、アルトコインしか保有していなかったユーザーが、ポートフォリオの一部にビットコインを組み込むようになったことです。
つい1~2年前までは、ビットコインの時価総額や1BTC辺りの価格に躊躇いを見せていたユーザーばかりでしたが、ビットコイン積み立てや少額の購入によって、少しずつ保有者が増え始めてきています。
SNSにも変化が見られ、アルトコイン中心だった話題から、ビットコインの将来性や可能性に対する発言が増えてきました。
このように、世間の認識が徐々に変わりつつあることも、ビットコインの価格が上昇している要因なのかもしれません。
トランプ氏に注目するユーザーも
ビットコイン懐疑派の中でも特に大物であるドナルドトランプ氏に注目をしているユーザーもいるようです。
トランプ氏は、過去に「ビットコインのファンではない」「アメリカドルの方が信頼できる」といった否定的な発言を数多く残しています。
しかし、大統領選挙の騒動によって、もしかしたらトランプ氏がビットコイン肯定派に寝返るのではないかと言われています。
その理由は、トランプ氏が選挙の集計方法に不正があったと疑っているからです。
現在の郵送投票では、結果の改ざんができる疑いがもたれています。
実際に、今回の選挙でも開票終盤に異様な偏りが発生するなど、不可解なことがいくつも起こりました。
世間でも、郵送や直接投票する方法はもう古いと考えている人が多く、今後はデジタルな投票方法に移行していくべきだという意見も挙がっています。
そこで注目を浴びているのが、ブロックチェーン技術です。
結果の改ざんなどができないブロックチェーンを活用すれば、不正も発生しませんし、結果に納得がいかないなんてことも起こりません。
その為、もしブロックチェーンが有効なのであれば、今回の選挙で非常に悔しい思いをしたトランプ氏がブロックチェーンに肩入れする可能性は十分あるでしょう。
そして、ブロックチェーンに肩入れするとなると、必然的にビットコインに対しても肯定的になっていきます。
トランプ氏は、世界で最も影響力を持つ人物と言っても過言ではありませんから、彼がビットコインに肯定的になれば、世界がビットコインを認めていく流れになるかもしれません。