40年以上の実績をもち、18年の暴落を的中させたピーター・ブラント氏は10日、CNBCの番組に出演。
そこで、ビットコインの長期的な上昇についてコメントしました。
要点
ビットコインは放物線を描く長期上昇トレンドを開始
Bang Bang! As @APompliano would say.
Big show from the Nasdaq!!!! With @APompliano @fintechfrank
- exclusives with Bitfinex shareholders IT’S NOT LOOKING GOOD.
- Binance hacked.
- @PeterLBrandt says BITCOIN is going parabolic again -next stop $50khttps://t.co/3U2E9ZtnnY— Ran NeuNer (@cryptomanran) May 9, 2019
ピーター・ブラント氏、ビットコインが放物線状の再び続いている-次のターゲットは550万円
ピーター・ブラント氏は、CNBCの番組に出演し、現在のビットコインの相場がすでに放物線を描く長期的な上昇トレンドの初期段階にあることを指摘しました。
その根拠として、現在の相場が2011年ー2013年、2015年ー2017年に起きた上昇トレンドに似ているからとのこと。
過去のチャートと類似性があるのは、昨年から多くの専門家に指摘されており、ブラント氏もその論を支持する一人のようです。
Either from Dec '18 low or from retest of same (circa analog dbl bottom in 2015) it would not surprise me if $BTC enters a new parabolic phase. $btcusd pic.twitter.com/XV89Qz7P4n
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) April 5, 2019
ブラント氏は、前回の2015年から2017年の「放物線型上昇トレンド」は、350ドルから19000ドルまで価格が上昇したとのこと。
現在の相場は同じ状況にあるとして、ビットコインは最終的に550万円へ到達すると指摘しました。
ただし、これはあくまで「数年」といった長期的なので注意が必要です。
ブラント氏の指摘がなぜ重要なのか
一見、550万円というのは無謀な分析にも思えますが、ブラント氏はツイッターフォロワー28万人、トレードの実績は40年以上を誇り、株・為替業界では誰でも知っているベテラン・トレーダーです。
また特筆すべきは、同氏が2018年の弱気相場を、すでに2018年1月の時点で指摘していたこと。
ビットコインが200万円程度だった頃に、30万円まで下落すると予想しており、実際にビットコインは同年12月にその価格まで下落しました。
ブラント氏は先月も同じ根拠で、長期トレンドの可能性を指摘していましたが、まだ確実なものではない旨も述べていました。
しかし、今回のCNBCの発言では、「実現の可能性はある」とその予想に一段の自信を見せています。
まとめ
CNBCの番組に出演したピーター・ブラント氏は10日、現在のビットコイン相場についてコメント。
それによると、現在は「放物線型上昇トレンド」の入り口にいる可能性を指摘し、最終的にビットコインは550万円に到達すると述べました。
あくまでこれは数年にわたる予想ではありますが、2018年の価格推移をドンピシャで当てたブラント氏の予想は、一見に値するでしょう。