Jリーグで活躍する浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ)のNFT参入が明らかになりました。
金融情報メディア「MINKABU」を運営するミンカブ・ジ・インフォノイドが12日に発表しています。
金融情報を知り尽くしたグループとの提携により、浦和レッズはNFTのノウハウを受けながら新事業を進めていくのでしょう。
サッカー界にもNFT市場拡大の波が押し寄せています。
浦和レッズとミンカブの提携の詳細を見ていきましょう。
要点
浦和レッズがNFT参入
1月12日のミンカブの発表により、浦和レッズのNFT参入が明らかになりました。
チームの関連サービスにNFTが活用される見通しです。
現金と違うNFTを使って手軽にサービスを受けたり、グッズを買ったりできるでしょう。
浦和レッズは新規事業に参入にあたり、ミンカブからNFTシステム基盤の提供を受けます。
NFTは代替不可能なデジタルトークンであり、仮想通貨でおなじみのブロックチェーン上で発行されます。
NFT分野で注目を受ける主要な仮想通貨にはイーサリアムがありますが、現時点で浦和レッズの事業との関連性はわかっていません。
それでもオリジナルのトークンで浦和レッズのサービスを受けられれば、現金を用意する手間を省きながらほしいものを買えるでしょう。
今回のニュースについて、Twitterからもさまざまな声が出ています。
提携相手のミンカブとは?
今回のNFTビジネスで浦和レッズと提携するのは、ミンカブ・ジ・インフォノイドです。
同社はメディアとソリューションという2つの分野で活躍しています。
仮想通貨やAI、ビッグデータなど近年社会的な影響力を強めている分野にも詳しいのが特徴です。
メディア事業では金融情報メディア「MINKABU」を運営中です。
ほかにも株式専門の「Kabutan」に加え、仮想通貨やFX、投資信託などさまざまな分野に特化した情報を提供しています。
金融界隈を知り尽くしたメディアでしょう。
ソリューションではAIを生かして、投資家や金融機関相手に多様な情報を提供しています。
たとえばミンカブ独自で銘柄ごとの株価分析情報を与えたり、市場でトレンドになっているテーマや好きなキーワードから情報を探せる機能を扱ったりしています。
さまざまなポイントから、ほしい情報に手が届くのもミンカブの強みです。
このようにミンカブは、投資家や金融機関相手にさまざまな資産運用ノウハウを与えています。
浦和レッズのファン向けサービスにNFTを活用
今回のNFTシステム基盤は、浦和レッズのファン向けサービスに生かされる見通しです。
たとえば数量限定の画像、音声、動画などをファン限定のコミュニティで提供します。
このような特別なコンテンツを、NFT決済で売り出すのでしょう。
浦和レッズではNFTカードをもらえる機能も開発中とのことです。
特定商品を買えば、QRコードを使ってカードを手に入れられる見通しになっています。
NFT決済開始のプレスリリースが待ち遠しいでしょう。
近年NFTのJリーグ進出が本格化している
近年Jリーグでは、NFTとの結びつきが強まっています。
世界的にもNFTとスポーツチーム、選手個人との提携のニュースが相次いでおり、その流れを受けているのでしょう。
たとえば2021年には、NFT活用によるJリーグ公式ライセンスゲームが話題になりました。
Jリーグ選手のNFTカードも発売されています。
今回は浦和レッズといういちチームによるNFT進出ですが、今後Jリーグ全体でさらなる新サービスが生まれるかもしれません。
まとめ
浦和レッズのNFT進出が話題になっており、サッカーファンは見逃せないでしょう。
チームの独自サービスを、NFT決済で手軽に受けられるからです。
使用開始のプレスリリースはまだですが、金融に詳しいミンカブとの提携も決まっているため、信頼性の高いシステム構築が望まれます。
これから浦和レッズがどのようなNFTサービスを作り出すかに注目が集まるでしょう。
今後の公式発表にも期待です。