仮想通貨アナリストとして有名なトム・リー氏がCNBCに出演。
そこで反発以降の相場について言及、前向きな見解を示しました。
要点
ビットコインは20年へ向けてポジティブ
リー氏は直近でCNBCの番組に出演し、反発以降の相場の見解を述べました。
それによると、直近で米株が過去最高値を更新し、投資家が「リスクオン」になっているため、ビットコインは20年へ向けてポジティブな見通しとの見解を示しました。
また、11月に入ってからの下落要因としては「規制の不確実性」を指摘。
米国に至ってはまだまだ仮想通貨を実用化する動きがみられず、そのような規制の不安定さが下落を引き起こしたと述べました。
確かに、米国だけに限らず日本、世界各国においても、まだまだ仮想通貨を実用化する兆しはみられず、リー氏の指摘は正しいでしょう。
11月から50%の価格下落を引き起こしたビットコインですが、リー氏は長期的に問題ないレベルと述べています。
来年も規制には注目か
リー氏の指摘をふまえるならば、来年以降も各国の規制動向は注目となりそうです。
今年は「ルール整備」の年として注目されていましたが、振り返ってみると表面的な議論がなされただけだけで、実用的な規制はあまりありませんでした。
さらに中国に至っては、規制がととのうどころか規制の方針を強めることに。
このような規制が各国で増えれば、市場にとってはネガティブとなるので来年以降も注目です。
反対に、直近で報道されたドイツの銀行の仮想通貨販売・保管の開始は市場にとっては非常にポジティブ。
このように、ドイツのように実際に仮想通貨の販売・保管に関わる規制が来年以降各国で増えていけば、市場全体の上昇も見込めそうです。
また、リー氏が在住する米国に限っては、来年も引き続きビットコインETF動向は注目の材料となるでしょう。
まとめ
リー氏は直近のCNBCに出演し、反発以降の相場について最新の見解を示しました。
それによると、直近で米株が過去最高値を更新していることから、ビットコインも来年へ向けてはポジティブとの見解を示しました。
また、下落の要因としては、規制の不確実性を指摘。
同氏が述べるように、仮想通貨規制に関しては来年も引き続き重要な材料となるので、直近ででたドイツのようなポジティブなものを期待したいところですね。