米大手格付け企業ウェイス・トレーディングは23日、現在の相場に関してのレポートを発表。
それによると、今後ビットコインは一時的なプルバックに見舞われる可能性があり、その際は最高の「買い時」になるとのことです。
要点
ビットコインに最高の「買い時」が訪れる!?
ウェイスレーティングが発表したレポートによると、これから価格が40%ほど下落する「プルバック」が訪れる可能性があるとのこと。
しかし、もし価格が下落した際は、そこが歴史的にみてビットコイン最高の「買い時」になると指摘しています。
その理由として、今年の相場と似ている2012年、2015年の最初の上昇をした際、どちらとも40%ていど価格が上昇した後は長期的な上昇を果たしたとのこと。
2015年においてはプルバックの後に、17年末まで価格が急上昇したことを指摘しています。
調整の指摘もある市場の今後は?
先日当ブログでお伝えした通り、5月に入り連日高値を更新していた仮想通貨市場はやや調整気味の展開となっています。
しかし、高値更新はないものの、底堅い展開も続いており、本日は価格が上昇。
再び8200ドル(90万円近辺)を試す展開となっています。
ビットコインドル 日足
そして、ウェイストレーディングが指摘する2015年のチャートが下記です。
ビットコインドル 日足 2015年11月
確かにウェイスレーティングが指摘するように、200日移動平均線を突破したのちに第一段階の上昇トレンドが発生したというところまでは、現在の相場と類似しているでしょう。
ただ、前回とまったく同じ動きになるかはわからず、今後このまま価格が上昇していく可能性もおおいにあります。
いずれにせよ、その指標となるのが、直近のレジスタンスとなっている8200ドルの突破。
今後この価格の突破に苦戦すれば、比較的大きい調整に見舞われるというシナリオが考えられるでしょう。
イートロ社アナリスト、マイティ・グリーンスパン氏は、8200ドルを突破すれば、事実上2万ドルへのレジスタンスはないとも述べており、現在トライしているレジスタンスは重要な価格帯であることがわかります。
まとめ
ウェイスレーティングによれば、現在の相場は過去の動きと類似性がみられ、今後価格が40%ほど下落するプルバックが訪れる可能性があるとのこと。
しかし、その際は最高の「買い時」になるとも指摘しており、過去2回の強気相場では、激しい下落のあと価格が急上昇したことを指摘しています。
いずれにせよ、その指標となるのが、現在苦戦している8200ドルへの突破なので、短期的な相場動向を追う上では参考にしたいものです。