大口投資家クジラが再びBTC買い集めか クジラ集団は総供給量のほぼ半数を保有
要点
・サンティメントの調査によると、ビットコインのクジラが再び買い集めに動いているとのこと
・クジラ集団は911万BTCを保有しているとされる(BTC総供給量の48.7%)
仮想通貨分析会社のサンティメントによると
クジラが最近また、ビットコインを買い集めているようです。
同社によると、6月18日までの25日間に、
100BTCから10,000BTCまでを保有するアドレスには、
時価33億8,000万ドル(約3,700億円)に相当する
総数約9万枚のビットコインが追加されました。
サンティメントによると、クジラ集団はまた、
価格にして3668億9000万ドルに相当する
911万BTCを保有し、
総供給量の48.7%を占めているとされています。
一方、仮想通貨リサーチ会社グラスノードによると、
仮想通貨ネットワークを左右するマイナーは、
ビットコインを市場に出さず保有したままの状態であり、
マイナーが売りに出す週間のビットコイン供給量は、
過去5カ月で最低の約170万ドル(約1億8,700万円)に
落ち込んでいるようです。
クジラは底値を探りながら売買活動を強めているようです。
■ネットの反応
現在ビットコインは380万円台を前後しています。
中国で水力発電所の売却増加、BTCマイニング取締りの影響で
要点
・中国で小規模な水力発電所が 売りに出されるのが増加
・その中には先週マイニング事業封鎖を命じられた四川省に位置する発電所もある
中国で小規模な水力発電所が
売りに出されるのが増加しています。
中古品を取り扱うEコマースプラットフォーム「Xianyu」で、
約50メガワット級の小規模水力発電所を
売り出す広告の数が増加していると報道されています。
こうした発電所の一部は、
先週、26のビットコインマイニング事業の
閉鎖が命じられた四川省南西部に位置しているようです。
売り手の一つはSouth China Morning Post(SCMP)に
「水力発電所を購入すれば、
秘密裏に仮想通貨をマイニングすることができる」
と語りました。
また最近の取締りと売却は無関係とする売り手もいたが、
取締りのために売却が増えていると
答えた売り手も複数存在しています。
今回の記事のまとめ
■『大口投資家クジラが再びBTC買い集めか クジラ集団は総供給量のほぼ半数を保有』について
・仮想通貨分析企業サンティメントによると、ビットコインのクジラが再び買い集めに動いている
・クジラ集団は911万BTCを保有しているとされる(BTC総供給量の48.7%)
■『中国で水力発電所の売却増加、BTCマイニング取締りの影響で』について
・中国で小規模な水力発電所が 売りに出されるのが増加
・その中には先週マイニング事業封鎖を命じられた四川省に位置する発電所もある
30日0時がたに400万円に到達したビットコイン価格は
現在やや下降しています。
一方でビットコインのクジラが再び動いているとの報道もあり
この価格帯でも買い集めに走っていると推測されます。
上値の重いBTCですが、クジラ発覚が好材料になって
後に価格上昇する可能性も少なくはありません。